都島通り直下の地下鉄工事現場で発生したガス爆発の爆風により、第4工区306メートル(天神橋筋6丁目付近から樋之口町交差点西詰まで)のうち、菅栄町西交差点東詰から東方向へ約200メートルに亘って1枚の重さ0.4トンの覆工板約1,500枚が飛散、住人や通行人を直撃し死傷者約500人以上におよぶ。火災による焼失=26棟、爆風による建物損壊=大破44棟、一部損壊=55棟、窓ガラス破損=300件以上。 天六ガス爆発事故 (てんろくガスばくはつじこ)は、1970年(昭和45年)4月8日17時45分頃、大阪府大阪市大淀区(現・北区)国分寺町菅栄町西交差点東側付近の大阪市営地下鉄2号線(現・Osaka Metro谷町線天神橋筋六丁目駅)建設工事現場[注 1]で起こったガス爆発事故である。 死者79名、重軽傷者420名にも及ぶ人的被害を出す大惨事となった。家屋の被害は全半焼が26戸、爆風を受けての損壊336