日本で初めての地理空間情報技術を発信するポータルサイト, 「地理空間情報技術ミュージアム Museum of GIS Technology 」
平尾 一之 (ひらお かずゆき) (京都大学大学院工学研究科 教授) 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 フォトンクラフトプロジェクト代表研究者 京都大学大学院工学研究科・平尾一之教授は、何の変哲もないガラスを超大容量のメモリー(情報記録素子)に変える新技術を開発しました。この新技術を使えば、情報を何層も多層に記録する“超高層ビル”方式のメモリーが作れ、わずか1cm角、サイコロ大のガラスの中に何とDVD(デジタル多用途ディスク)2000枚分の情報を蓄えることが可能です。ガラスでメモリーを作った例は世界的にも無く、日本発の成果です。 レーザー光を1000兆分の1秒当てて情報を記録 現在のメモリーの代表選手は、何といってもDVDです。画質が良い上、大量の情報が記録できるのが受けて大ヒット、DVDプレーヤーの世帯普及率は2003年3月末で25%を超えました。 そして、さらに記録容量を上げるチャ
本誌記者の目の前に、3冊のノートがある。ノートの持ち主は、福島第一原発の爆発事故に中心となって立ち向かった人物である。 海江田万里・元経済産業相(63)。彼は事故直後から、原発を管轄する担当大臣として、誰が、どこで、何を語り、事態がどう推移したかについて克明に記録してきた。その海江田氏が本誌に口を開いた。 「このノートは、事故直後から私が経済産業相を辞任するまでの176日間の、原発との闘いの記録であり、私が実際に目の当たりにした真実の記録です。 今年に入って、原子力災害対策本部など政府の震災関連組織で議事録が作成されなかったことが明らかになり、政府の情報管理の杜撰さが厳しく批判されています。しかし、私はそこに参加していました。私のノートを、事故から1年が経過する今、世に出そうと思います。 事故直後は走り書きですが、東京電力の本店に統合対策本部が設置され、そこに常駐するようになってからは克明
東日本大震災の津波により市街地の大部分を流された岩手県陸前高田市で、内陸に場所を移して営業を再開した仮設店舗の地図作りに、神奈川のボランティアが当たっている。改訂されるたびに店が増えていく手作りの地図は、復興を記録する意義を持つと同時に、時期によってニーズが変化する被災地に寄り添った活動の大切さを示している。17日は「防災とボランティアの日」―。 レストランクローバー、とうごう薬局、伊東文具店、よねざわ理容室…。どれも住民にとってなじみの名ばかり。A3判用紙を二つ折りにした「陸前高田新店舗マップ」に、丁寧な字でびっしりと手書きされている。 「新しい店が開いていないかどうか、毎日町を回ります」。神奈川県が岩手県遠野市に設置したボランティア活動拠点「かながわ金太郎ハウス」のスタッフ安田樹さん(26)は言う。連絡先や営業時間などの細かい情報は、地図を使う住民らの声を受けて増やしていった。
1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 「生き証人」が語る真実の記録と教訓~大震災で「生と死」を見つめて 吉田典史 震災から5ヵ月以上が経った今、私たちはそろそろ震災がもたらした「生と死の現実」について、真正面から向き合ってみてもよいのではなかろうか。被災者、遺族、検死医、消防団員、教師、看護士――。ジャーナリストとして震災の「生き証人」たちを詳しく取材し続けた筆者が、様々な立場から語られた「真実」を基に、再び訪れるともわからない災害への教訓を綴る。 バックナンバー一覧 3月11日、震災当日の夜から、多くの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く