地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が、国会議員5人以上で新党を発足させ、公職選挙法などが定める政党要件を確保することが2日、確実となった。 みんなの党の桜内文城参院議員は2日、読売新聞の取材に対し、すでに合流が確実となっている国会議員5人と行動を共にする考えを表明した。 政党要件を満たせば、次期衆院選で小選挙区と比例選への重複立候補などが可能になる。 維新の会の衆院選公約「維新八策」について、すでに受け入れる考えを幹事長の松井一郎大阪府知事に伝えたのは、民主党の松野頼久元官房副長官、石関貴史衆院議員、自民党の松浪健太衆院議員、みんなの党の小熊慎司、上野宏史両参院議員の計5人。 これに桜内氏を加えた6人は、9日の維新の会の公開討論会に出席し、10日にもそろって各所属政党に離党届を提出する方向で調整している。 所属議員が維新の会の新党結成に動いていることについて、みんなの党の渡辺代