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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (31)

  • 世田谷区長選挙、区民の良識の勝利。

    世田谷区長選挙、区民の良識の勝利。 4月24日投開票の世田谷区長選挙で、激戦の上、当選させて頂きました。応援してくださった多くの皆さまの日夜を分かたぬ支援に勇気づけられました。また、従来の政党の枠組みが壊れる中、世田谷区(東京6区)を地元として長年にわたり国会活動をしてきた私への評価と信頼を、多くの区民・有権者の皆さんから頂けたことを、今後の何よりの励みといたします。 今回の区長選挙で私を擁立したいとの打診があったのが、3月31日。区内の都市再開発や環境問題、教育・子ども問題などで活動する人々約50人から「立候補要請」を受けたのが4月2日でした。3月11日の東日大震災と原発事故を受けて、私自身の価値観も大きく揺さぶられました。3月26日には、福島第一原発から20~30キロの「屋内退避」圏外に指定されて「陸の孤島」になりつつあった南相馬市の桜井市長を訪ねました。 原発事故の重大化にともない

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    kokogiko 2011/04/25
  • 「タイガーマスク」を児童福祉政策改善のチャンスに

    暗いニュース、やりきれない事件が続く。そんな中で、群馬県で児童養護施設にランドセルプレゼントする「タイガーマスク」が現れて、全国に一気に広がった。今日の新聞にも岐阜と長崎でランドセルプレゼントされ、神奈川県厚木の児童相談所には紙袋に入った玩具などが届いた。また横浜市の児童養護施設には、文房具類が宅配便で届き、また他にも商品券や現金などが「伊達直人」名から贈られている。メディアで報道されると、「タイガーマスク伊達直人」となる人が増えているということだろう。それでも、「児童養護施設の実態」について全国的な注目が集まり関心が寄せられるのはいい機会だと思う。 私は、2000年に児童虐待防止法という超党派の議員立法をつくるために奔走した。この10年、私の頭から離れなかったことがある。御存知の通り、児童虐待の疑いの通報は、児童相談所、保健所などで法施行後に急増した。その結果、児童虐待の被害児童が保

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    kokogiko 2011/01/11
  • 「刑場の公開」の前に外国人特派員協会で記者会見

    今日(8月20日)の午後3時から、日外国人特派員協会で記者会見を行なった。来週以降、月末までに予定されている死刑執行の「刑場の公開」に対して、海外プレスの関心も高く、死刑廃止議員連盟前事務局長として、衆議院議員として過去2回にわたって東京拘置所の刑場を見た経験から、どんて構造になっているのかをお話した。「千葉大臣が処刑に踏み切ったことに対して個人的にどんな感想を持ったか」「なぜ、日は死刑執行の場をこんなに秘密扱いしているのか」「死刑の問題がなぜ大きな議論にならないのか」など様々な質問が飛び出した。今日は、日の記者会見で使用したメモを『どこどこ日記』読者のために掲載することにする。 〔8月20日 日外国人特派員協会説明資料〕 東京拘置所で見た「刑場」と「公開」について (保坂展人 前衆議院議員・前死刑廃止議員連盟事務局長) 東京拘置所は、古い建物から2003年には、刑場(死刑執行の場

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    kokogiko 2010/08/22
  • 自民と民主が融けあうなら社会の疲弊は止まらない(『週刊金曜日』)

    先週、『週刊金曜日』編集部の求めで「参議院選挙」をふりかえる小文を寄稿した。『民主と自民が融けあうと社会の疲弊はとまらない』というタイトルで、おもいつくままに政治のあり方についての意見をまとめたものだった。書店では次の号が陳列されているので、ここに再録しておきたい。 過去、衆議院選挙に5回挑戦(3勝2敗)した私は、今回は参議院全国比例区に挑戦して苦杯をなめた。当事者のひとりでもあるから、客観的にはなれないが、今回の選挙結果をふり返ってみたい。 17日間の選挙戦の結果、「民主大敗・自民善戦・みんな躍進」の影で、社民党や共産党は議席をのばせなかった。今年の春に鳩山前総理退陣の最大の理由となった「普天間問題」さえ正面から語られなかった。 鳩山前総理にかわって登板した菅直人総理の誕生で、民主党支持率は一時急激に回復した。昨年夏の総選挙で抱いた「政権交代への期待と夢の余熱」のあらわれだった。ところが

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    kokogiko 2010/08/11
  • 辻元清美さんの離党表明について

    今日は、一文を綴るのが重い。1996年11月初当選以来の同僚であり、約14年にわたって政界の中で行動を共にしてきた辻元清美さんが「離党の意向」を党幹部に伝えたというニュースについて、触れないわけにはいかないからだ。とても残念だし、他に方法はなかったかと思うが、すでに人は記者会見の準備に入っているようだ。 辻元さんは「政権交代選挙」で、民主党、国民新党の協力を得て、小選挙区における選挙協力で当選している。私は、当選にこそ至らなかったけれど、同じ構図の選挙を体験している。「連立政権離脱」をめぐって「よくやった」「筋を通してよかった」という支持者の反応とは別に、「普天間での意見の違いはあっても、政権内にいて協力してほしかった」「今後、野党として何をやっていくのか」という声もあったことは、想像にかたくない。6月に彼女の選挙区で開かれた集会に私も比例区予定候補として参加したが、5月下旬の社民党の連

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    kokogiko 2010/07/27
  • 参院選敗北を受け止めて

    参議院選挙の投・開票から一夜が明けた。午前3時過ぎに社民党の議席が「2」になった時に、結果を見守っていたボランティアの人たちから歓声があがった。ところが、その直後に「福島みずほさん」に続いていた「吉田ただとも」さんに「当確」の印がついた。ここで、次点・落選が決まった。「6万9214票」だった。東京、とりわけ昨年の総選挙を戦った杉並で得票をのばしたかったが、不調に終わった。杉並区では、「区長選」「区議補欠選挙」「参議院選挙」が同一日投票となったために、「選挙区」「比例区」の投票用紙を同時に渡され、しかも同じ投票ボックスで書いて投票するということになったために、2万を超える無効票が出たようだ。それにしても、御支援していただいた皆さんには申し訳ない結果となった。 今回の選挙が始まったのは、3月18日だった。3カ月半全力で走ったが、「全国比例区」の壁を超えることが出来なかった。しかし、たたかって良

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    kokogiko 2010/07/13
  • 「普天間基地」問題を解く鍵は「移設」という言葉にある

    新年になって1月に1回、2月に2回、沖縄を訪問する機会を得た。昨年12月、旧自公政権が進めてきた「辺野古新基地建設」の決定の直前に、社民党の反対で与党検討委員会の場がつくられて議論が始まっていることを背景として、沖縄現地の声を出来るだけ幅広く聞くためだった。 とくに、今回の沖縄取材・調査では大田昌秀元沖縄県知事に3回お会いすることが出来た。1回目約2時間、2回目3時間半、3回目1時間半と84歳という年齢を感じさせない情熱と正確な人名・数字をあげてたっぷりと話をしていただいた。1996年SACO合意の前後に沖縄県のトップとして見てきた「普天間基地問題」をじっくり聞くことが出来た。(その一端は、『週刊朝日』の大田昌秀元知事インタビュー記事「答えを誤ると沖縄の怒りが爆発する」にまとめた。ぜひお読みいただきたい) さて、「普天間基地問題」をメディアは「普天間基地移設問題」と呼んでいる。「移設」とい

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    kokogiko 2010/03/01
  • 「キャンプシュワブ陸上案」の不思議

    政府・与党内で「普天間基地移設先」の議論 が「県内移設」に逆流している。先週は与党3党の検討委員会が「候補地」を持ち寄り、議論を煮詰める予定だったが、その作業は持ち越された。「キャンプシュワブ基地内に500m滑走路をつくる(他にも分散)」との「キャンプシュワプ陸上案」が浮上してきた。このような結論を鳩山内閣がアメリカに提示したとしても、アメリカ側は「現行案がベスト。基地の条件が著しく制約される」と拒む可能性もあるし、社民党のみならず民主党沖縄県連も鳩山内閣から離反する可能性が強い。さらには、全沖縄的な基地撤去運動が大きな高まりを見せ、外務省や防衛省の官僚たちが予想もしなかった「日米安保の危機」を到来させることも予想される。 1月の名護市長選挙が終わり、移設反対派で民主・社民・社会大衆党などが推薦した稲嶺新市長が誕生した時に、平野官房長官は、「民意を尊重する」という態度とは逆の「(市長選挙結

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    kokogiko 2010/02/22
  • 「答えを誤ると沖縄の怒りが爆発する」(大田昌秀)

    今週の『週刊朝日』に大田昌秀元知事のインタビューが掲載される。『答えを誤ると、沖縄の怒りが爆発する』というタイトルで4頁にわたって大田さんは語り続けている。当は、水も飲まずに3時間半語り続けたインタビューだったので、分量としては5分の1ほどに縮めなければならなかった。今、「普天間問題」で大田さんの発言・提言は、まさに旬である。私のインタビューが、この問題の理解を深める一助になれば幸いだ。 なんでも総力をあげて取り組むのが私の性癖で、今回の「普天間問題」の記事を書くのに沖縄を2回訪れ、そして大田さんの著作も含めて4~5冊のを読んだ。「沖縄戦」の体験は、筆舌に尽くしがたいだろうし、私などが想像しても遠く及ばないとの自覚があるが、はたして「戦後世代」の政治家にどれだけその認識があるのかどうか問い返したくなる。 今朝の朝日新聞を読んでいてムッとなったのは、「地元の意向が優先される見通しは今回も

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    kokogiko 2010/02/21
  • 八ッ場ダムの深い闇、「品木ダムヒ素問題」を語る

    2月11日午後5時。群馬県前橋市にある総合福祉会館で緊急勉強会が行なわれた。『八ッ場ダム上流のヒ素問題』(八ッ場ダムを考える群馬県連絡会)で、企画から10日たらずの準備期間が短い中で百人を超える熱心な市民が集まった。ちょうど1カ月前に発売された『週刊朝日』で4頁にわたって、「八ッ場ダム最大のタブー、 国交省はヒ素汚染調査を隠蔽していた」を書いた。大きな反響を予想したが、追っかけたのは『日刊ゲンダイ』にとどまっていた。当日は、地元紙を中心にメディアも4~5社が取材に来ていたので、前橋発できちんと伝えられていくことを期待したい。 集会の様子を『markdadao』さんが丁寧に書いていただいている。せっかくだから引用させてもらうことにする。 〔引用開始〕 2010-02-11 八ッ場ダム上流のヒ素問題 八ッ場ダムを考える群馬県連絡会主催の学習会へ参加した。元衆議院議員の保坂展人氏が「隠されてきた

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    kokogiko 2010/02/14
  • 鳩山内閣の支持率の低下を勘違いする人々

    鳩山内閣の支持率が低下している。政権交代から100日、期待したほど成果があがっていないということだろうか。それにしても、口汚く鳩山内閣をこきおろす人々の顔をよく見ると、自民党べったりの人たちだった。この数カ月、居場所が定まらなくて、右往左往していたが、ようやく出番とばかりに出てきて騒いでいるが、はっきり言って「時代錯誤」だとしか言いようがない。 小泉・竹中時代が「我が世の春」だった人たちが、メディアにはたくさん残っている。早く連立政権を倒して、元の自民党中心の政治は無理でも、せめて「大連立」には持っていきたいという輩である。「国益」「国益」とがなりたてる人々ほど、「国民の資産」を多国籍企業に叩きうる構図が大好きというのは理解に苦しむのだ。 ただし、鳩山内閣の課題は「未来への投資」を感じさせる政策を示すことだ。暫定税率の廃止や子ども手当てを見直すなら、地方の疲弊した経済を建て直すための「メン

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    kokogiko 2009/12/22
  • 早くも動き出した「児童ポルノ禁止法案」

    何でも「やりだすとまっしぐら」的な傾向があって、新政権になってからは「公共事業」を中心に活動を続けてきた。けれども、前国会解散前に問題となった児童買春・児童ポルノ禁止法改正案の問題点は、政権交代後の国会でどう議論されるのかという点について、たびたび読者からのメールもあり、また意見もいただいてきたので、「どこどこ」日記でもふたたびこの問題を考えていきたい。 どうも29日の自民党法務部会で前国会で提出した与党案を、臨時国会で提出するとの提案がなされたようだ。ところが、塩崎元官房長官から「野党になったのだから、旧与党案だけを出すのはいかがなものか。民主党と修正協議も進んでいたのだから、与野党合意できる案にまとめては」という異論が出され、激論になり、結局は結論は出ずということになったようだ。 [引用開始] 児童ポルノの個人所持規制、結論持ち越し 自民党は29日の法務部会で、個人が趣味で児童ポルノの

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    kokogiko 2009/11/06
  • 南西諸島最大「泡瀬干潟」埋め立ての「愚」

    20日発売の『週刊朝日』に『南西諸島最大「泡瀬干潟」埋め立ての「愚」』という記事を書いた。「国会の質問王、保坂展人が現場を歩く」第2弾だ。先にブログで報告した通り、私は泡瀬干潟の公金差し止めを求める控訴審判決に合わせて沖縄入りした。8年前、公共事業チェック議員の会の視察団として、干潟の自然の豊かさ、深さに感動してから、ずっと気になっていたテーマだった。 この視察団のメンバーとして、共に長を履いて干潟に入ったのが当時の社民党衆議院議員、現在の沖縄市長の東門美津子さんである。06年、落選中だった東門美津子さんが市長選挙に立候補すると、この開発に反対している人たちは、懸命に応援をした。開発推進派を下して当選した東門市長は、市民の声を幅広く聞いて判断したいとヒアリングを続けた後に、07年「1区推進、2区困難」という市長見解を表明した。 現在、工事が進んでいるのは沖に面した半分約96ヘクタールで、

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    kokogiko 2009/10/20
  • 泡瀬干潟裁判、住民側が勝訴

    その瞬間、私は法廷の傍聴席にいた。泡瀬干潟の埋め立てに沖縄県や沖縄市が公金を支出することを違法とした昨年11月の那覇地裁判決に続いて、福岡高裁那覇支部がどう判断するのかに注目が集まっていた。 裁判長が「新たな土地利用計画に経済的合理性が認められないにもかかわらず、漫然と、従前の土地利用計画に基づいて埋立工事が継続されているとすれば、この工事に係る公金の支出などの財務会計行為は違法となる」と告げた時、静かなどよめきが法廷に広がった。 まさに漫然といつになっても終わらず、目的も用途もなくても一度始まったら終わらないのが大型公共事業だった。これだけ大規模な埋め立て工事をストップさせる司法判断が続いたのは画期的なことだ 。 干潟にも、埋立工事の現場にも行ってきた。明日以降、報告する。

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    kokogiko 2009/10/15
  • 官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる

    品木ダムで稼働する浚渫船(9月30日) 久しぶりに集中して八ッ場ダムレポートを書いた。写真と一緒に、来週公開するのでお待ちいただきたい。さて、昨日は気になる新聞記事が目に留まった。いまや巨大化した民主党の選挙・国会対策を自在に操る小沢一郎幹事長が、国会の委員会において官僚が政府参考人として答弁することを禁止することで「政治主導」をアピールするというもの。たしかに選挙に関しては小沢氏の右に出る者はいないが、「政治家同士が議論することで国会活性化につなげたい」というのは、ずばり国会空洞化につながる。何とか考え直してもらいたい。 [新聞記事] 委員会での官僚答弁を“禁止” 小沢氏、政治主導アピール 民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、神戸市で記者会見し、国会の委員会審議で閣僚に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行う国会審議の官僚依存を改めるため、今月下旬に召集見通しの臨時国会で、国会法の改正

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    kokogiko 2009/10/05
  • 八ツ場ダムの7不思議 (転載)

    以前からよく知っているジャーナリストのまさのあつこさんが、7不思議を書いてくれた。八ッ場ダム中止の報道に疑問を持っている人には必読の指摘、ここに再録させていただく。 八ツ場ダムの7不思議 八ツ場ダムは、半世紀経つ間に必要性を失った(以下2と7)のはもちろん、実は、かなり無理矢理な、自然の摂理に逆らったダムで、いろいろな意味で未来永劫、利子がついてまわる事業です。各自治体の政策決定者とそれを支える職員の方々には、冷静にこの事業の全体像を把握していただきたいと思います。 事業費(4600億円)の利子(国債、地方債の利子)を含めると9000億円に膨れ上がる。それだけに止まらず、以下の3、4、6にかかる事業費はまた別で、さらに他にも隠れたコストがあります。隠れたコストについてはまた書くことにして、今日は、八ツ場ダムの七不思議ということで、まとめてみました。転載歓迎です。 八ツ場ダムの七不思議 1.

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    kokogiko 2009/09/28
  • 足利事件の菅家さんの訴えと免田栄さんの未受給問題

    今朝、起きてみたら「どこどこ日記」の昨日の訪問者は、25583IP(訪問者数)、43431PV(閲覧数)と激増していて、gooブログアドバンスの4位(1240619ブログ中)となっていた。ふだんは、4000IP前後だから何かの記事が大きな反響を呼んだに違いない。過去にも瞬間風速で2位になったことはあったが、いったいどの記事がブレイクしたのだろうかと調べてみたら、「免田栄さん(元確定死刑囚・再審無罪)に年金が支給されないわけ」(2005年10月13日)にアクセスが集中していた。 昨日、免田栄さんは年金記録確認第三者委員会に申し立てをして記者会見していて、足利事件の菅家和利さんの17年ぶりの釈放のニュースに連動して大きく報じられた。今日のブログに書こうと思って資料を持ってきたが、実は4年前の総選挙直後のブログに自ら書いていたことをすっかり忘れていた。一日にいくつも重要な問題が起きるので、山

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    kokogiko 2009/09/27
  • 免田栄さん(元確定死刑囚・再審無罪)に年金が支給されないわけ

    確定死刑囚から6回も再審請求を続けて、ついに再審無罪(1983年)を勝ち取って自由の身になった免田栄さんは現在、80歳になる。私は、免田さんからたびたびお手紙をいただいている。免田さんは無年金者であり、制度の谷間に放置されて久しい。 11日の法務委員会で、ひさしぶりにこの問題を取り上げた。免田さんは1949年に逮捕されて1951年に死刑確定。死刑囚としての獄中34年、1961年に国民年金制度がスタートした時、彼は死刑囚としての日々を過ごしていた。 拘置所の看守が、免田死刑囚に「国民年金制度の発足」を説明し、「免除申請をするかどうか」問いかけたなどということはありえない。処刑台に送られる日まで待機している確定死刑囚だった免田さんは、一切その説明を受けていない。 免田さんの死刑判決は再審無罪で覆り、冤罪事件として多くの人に知られるようになった。もし、捜査機関の過ちがなければ免田さんは社会人とし

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    kokogiko 2009/09/27
  • 電子政府という伏魔殿,ITゼネコンの聖域を洗え

    森内閣が「IT革命を呼号した10年前から、怒涛の勢いで政府機関の「電子政府化」が進んだ。手書きやアナログ処理されてきた「申請手続き」を電子化しようという予算も次々と増額された。国会での議論もほとんどなく、「電子政府は時代の流れだよね」とチェックをされないままに「電子政府化」は進んでいった。多少の予算はかかっても世の中便利になるんだから、いいことだと素朴に信じていた私たちが大きな疑問を持ったのは、3年ほど前の外務省の「旅券申請システム」問題だった。使う人があまりに少ないという指摘を財務省から受けて、総額48億円かけて構築されたシステムは廃止された。利用者はわずかに133人。しかし、これは氷山の一角だった。 電子申請システム、利用率低迷 検査院が改善要求 2009年9月20日12時7分 朝日新聞 インターネットで国に申請手続きなどをする電子申請システムで、総申請数のうち電子申請が使われた割合を

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    kokogiko 2009/09/26
  • 八ッ場ダム、ユキダルマ式にふくれた「もったいない」の嘘

    今日は参議院議員会館に赴いて、民主党の松野信夫参議院議員(公共事業チェック議員の会幹事長)と今後の議員の会の活動のあり方について打合せをした。八ッ場ダムや川辺川ダムについて世論の関心が沸騰している今、超党派の議員の会の役割も大きいとの認識で一致した。10月の下旬にも、新議員に呼びかけて新体制を構築してメンバーの拡充をはかることにした。 昨日のエントリー(「八ッ場ダム、とめどなく溢れる思考停止報道」)に関して、たくさんの関連ブログや反響を頂いた。新聞・テレビ・週刊誌とメディアが発達しているはずのこの国でも、メディアの深層に仕掛けられた「八ッ場ダム、途中でやめるなんてもったいない」という論調は、またたくまにユキダルマ式に膨らんでお茶の間を席巻した。 私たち公共事業チェック議員の会では、八ッ場ダムなどの大型公共事業が中止された場合に、「ダム建設予定地に居住する住民の生活再建・地域振興」に寄与する

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    kokogiko 2009/09/25