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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (10)

  • これ以上、女性の人生を計画的にしてどーすんだか - Chikirinの日記

    少子化対策として「女性手帳」を作って、若い女性に持たせようという話がでています。 政府は7日、少子化対策を議論する作業部会「少子化危機突破タスクフォース」(座長・佐藤博樹東大大学院教授)の会合を開き、 晩婚化や晩産化が進む中、若い世代の女性向けに妊娠・出産の知識や情報を盛り込んだ「女性手帳」(仮称)の導入を議論、委員からは異論などは出なかった。 女性手帳は「妊娠や出産の適齢期を知らない人が多い」との指摘を踏まえて検討されたもので、女性の将来設計に役立ててもらうのが狙い。 作業部会の下で具体的な妊娠・出産支援対策を討議してきたサブチームが導入を提案した。 (共同通信の元記事より抜粋、一部を赤字にしたのはちきりんです) 「妊娠には適齢期がある」ということは、もっと広く知られるべきでしょう。 ですが、この案にはやっぱり「なんで女性だけ?」と思えます。 そもそも「少子化は、女性が将来設計をきちんと

    これ以上、女性の人生を計画的にしてどーすんだか - Chikirinの日記
    kosaki
    kosaki 2013/05/12
    「なので、手帳を配りたいなら、むしろ男性に配ったらいーんじゃないかな」あほか、女性が合理的に行動して出産年齢があがっているように、男性側も合理的に行動している結果なのであり手帳一つで不合理な選択をする
  • 縄文人の勝ち - Chikirinの日記

    中高年の代表的な口癖といえば、「最近の若いモンはだめだ。オレ達の若い頃はもっと大変だったし、もっと苦労した。それでもオレ達は頑張った。だからここまで来れたんだ。お前らも文句言わずに頑張れ」というパターンのものです。 でもこれって、そう言っている中高年の人だって、その上の世代の人からは同じように言われていたはず。そしてそれを遡ると、最後には・・・ . 平成生まれの人 「就活が大変すぎる・・・。こんな時代に大学を卒業するなんてホントに不幸だ・・」 ↑ 昭和初期生まれの人 「オレの若い頃は親からの仕送りなんかなかった。大学に行くために東京にでてきても、夜も寝ずに必死でアルバイトして、むしろオレの方が親に仕送りをしてきたんだ。そんな状態でもオレは幸せだった。今の若者は親から仕送りをしてもらって、大学を卒業してからも援助してもらってのもいる。それで不幸なはずがないじゃないか。」 ↑ 明治時代生まれの

    縄文人の勝ち - Chikirinの日記
    kosaki
    kosaki 2010/07/25
    優勝はもちろん縄文人でした。
  • 終電だ! - Chikirinの日記

    「終電が出る時刻」という概念をご存知でしょうか。 これは、「有権者のうち、 50才以上の人が占める割合が半数を超える時」を指し、この時を境に「財政改革ができなくなる」と言われています。 50才以上の人たちは多くの場合、給付を受ける側になるなので、この層が過半数に達すると 「将来の世代に借金を残してでも、自分たちへの給付を手あつくしてほしい」という声も過半数に達する。 そうすると年金や医療保険を含め、財政再建ができなくなる、というわけ。 IMFがこの終電発車時刻をいくつかの国別に算出しています。 アメリカドイツ、フランスでは 2015年当たりでにこの“終電”が出てしまいます。 イギリスだけはかなり余裕があり、終電は 2040年の予定です。(→ IMFのデータ ) その表には日が乗っていなかったので、人口データをみて日について計算してみると、なんと日では 2005年の段階で既に「終電が

    終電だ! - Chikirinの日記
  • 市場の魅力 <質&量>  - Chikirinの日記

    昨日の日経新聞のトップ記事に、現代自動車が日から撤退すると書いてあった。これはとても興味深い。(現代=ヒュンダイ、韓国読みだと“ヒョンデ”) 下記データにあるように、現代自動車は、世界ではホンダや日産より売れている。その上、昨年は他社がみんな台数を減らす中、一社だけ二桁の伸びを示している。 2009年の世界新車販売ランキング 順位(前年):メーカー、販売台数(前年比増減率) 1(1):トヨタ 781万台(▲13%) 2(2):GM 650万台(▲22%)※ 3(3):VW 629万台(1%) 4(4):フォード 482万台(▲11%) 5(5):ヒュンダイ 475万台(15%) 6(6):ホンダ 339万台(▲10%) 7(7):日産 336万台(▲9%) 8(8):PSA 319万台(▲2%) 9(9):ルノー 231万台(▲3%) 10(10):スズキ 231万台(▲2%) ソース)

    市場の魅力 <質&量>  - Chikirinの日記
  • アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記

    私は 2005年に「なぜアフリカは発展しないのか?」というエントリを書いています。 「アジアも南米もそれなりに発展してるのに、なんでアフリカだけ戦後 60年ずっと暗黒大陸なわけ?」と長く疑問だったのですが、下記二冊のを読み、ようやく少し理解が進みました。 で、「だったらこーすればいいんじゃない?」という案も浮かんだのですが、ちきりん仮説が実行される可能性はほぼゼロなので、アフリカは今後もずうっと発展しないかもしれません。 私が理解できなかったのは、 ・なぜ、アフリカにおける国際援助はここまで実を結ばないのか。 ・最大産業である“国際援助(ODA)獲得産業”を超える他の産業が生まれないのはなぜか。 ・なぜアフリカには「長期的な国家建設を私利私欲に優先するリーダー」がでてこないのか? などでした。 料を配布すればその分だけ一部の人の寿命は延びるのかもしれない。 けど、「自律的に生産・生存の

    アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記
    kosaki
    kosaki 2010/02/09
  • JAL年金の変更決議が示すこと - Chikirinの日記

    今日の日経朝刊の一面トップ記事は、JALの企業年金制度の改正案(減額案)が賛成多数に必要な3分の2を集めた、という話だった。 やっとこさ賛意を得たのは、「既に退職しているOBが今後貰う年金は3割減、まだJALで働いている現役社員が将来貰う年金は5割以上の減になる」という案だ。 現役社員はまだこれから稼げる立場とはいえ、削減率はOBより2割も多い。既に“高給”正社員として定年まで勤め上げ、一部退職金も受け取り済みのOBに比べ、現役社員には今後、リストラ、賞与減、退職金減が待っている。持ち株会の株式は紙切れだし、年金額の半減は厳しいだろう。 にもかかわらず、現役社員の方は、今月4日には早々と減額案賛成数が3分の2を超えていた。そして先週末に減額賛成数は9割を超えた。活発な組合員もいるJALとしては驚くほどの団結力といえる。 理由は明確だ。現役社員にとっては、将来の年金なんかより「今、自分の働い

    JAL年金の変更決議が示すこと - Chikirinの日記
  • ありゃりゃ、日本人どんどん貧乏に - Chikirinの日記

    国民生活基礎調査*1を見てたら、「日人がどんどん貧乏になってまっせ」というデータが載ってたのでグラフにしてみました。 下記は世帯主年齢別の平均所得です。単位は万円。赤い線は平成6年の所得(7年の調査)で、青い線は平成19年の所得(20年の調査)です。間隔は13年ですね。*2過去13年で年代別の所得がどう変わったか。 うーん、ずいぶん下がってるんですね、私たちの所得・・ 思ったことはふたつ。ひとつは「全年代で下がってるんだな〜」ってこと。 ふたつめは「やっぱりちゃんと、中高年の所得が“より”下がってんじゃん」ってこと。 世の中ではよく「中高年もらいすぎ論」が言われてますが、ちゃんとその修正が進みつつあるのね。てか20代とかそもそも貧乏すぎて、これ以上は下げられなかったのかもしれませんが。 50代なんて平成6年には世帯収入平均で900万円近かったのに、150万も下がってます。50代と言えば子

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  • 戦争よりデノミ - Chikirinの日記

    北朝鮮がデノミを実施したと報じられています。100ウォンを新1ウォンに交換するそうです。ポイントはその「交換総額」に上限があることです。 デノミをやる国は他にもありますが、こんな交換上限をつけるのは資主義&民主主義の国では、ありえません。北朝鮮のデノミの目的はインフレ対策ではなく、「地下マネーの無効化による、政権の優越的地位の維持」です。 隠れて脱北費用を床下に貯めていた人とか、悲惨です。密貿易で儲けたお金を賄賂として使い、一定の自由度を得ていたような人の力も一挙に削ぐことができます。なんたって交換限度額を超えるお金は全部紙切れですからね。絶対権力ってのは当にすごい。 日でもこんなことが可能で、「明日から今の100円を新1円とする。ただし、ひとりあたり、新円に交換できるのは“旧100万円=新1万円”まで!」と発表しちゃえるなら・・・ 明日から、 ちきりんの全財産=新1万円 鳩山総理の

    戦争よりデノミ - Chikirinの日記
  • 正社員ポジションはどこへ? - Chikirinの日記

    昨日使ったデータについてさらに調べてみたら、おもしろかったのでまとめておきます。 その中には、昭和62年(1987年)と平成19年(2007年)の比較で次のような数字がありました。 1987年の被雇用者数=4306万(正規雇用3456万人+非正規雇用850万人) 2007年の被雇用者数=5326万(正規雇用3436万人+非正規雇用1890万人) 2007年のほうは、社民党、民主党、さらに“ロスジェネの味方のふりをしているマスコミ”が「今や会社員のうち35%以上が非正規雇用!」と報じる元データです。 でもよく見ると「あれっ?」と思いませんか? だってこのデータをみる限り、過去20年で正規雇用数はほとんど変わってないですよね。非正規雇用が増えてるだけなんです。しかも1000万人も! これだとその意味するところは、「正社員が減って、不安定な非正規雇用が増えた」のではなく、「正社員は減っていない。

    正社員ポジションはどこへ? - Chikirinの日記
  • この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記

    “格差”を絵で表現すると下記のようになります。 左側の水色さんは丸々太ってメタボ気味だし、コートも来ているし、両手に貯金も持っている。 一方、右側の黄緑さんは皮下脂肪の蓄えもないし、コートもなければ貯金もありません。 恵まれている人は二重三重のセーフティネットに守られているんです。正社員で、病欠も認められ、貯金もあり、助けてくれる家族もいる。 けれど寒空に凍える人は雇用も不安定で貯金もなく、親族もみな同じような状態だから頼る人もいない。 こういう二種類の人がいる世の中が、大不況に陥りました。寒風が吹き、仕事もなくなった。 でも水色さんには大きな痛みはありません。 ぬくぬくしたコートを着ているし、べ物もある。ボーナスは減ったけど、まだ貯金もあります。 一方、不況は黄緑さんには死活問題です。寝るところ、べるもの、生きる意味、すべてが危機にさらされる・・。 さて、ある社会に 100人の人がい

    この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記
    kosaki
    kosaki 2009/12/05
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