さて気分を一新、今回から少しPnP(Plug & Play)の話をしてみたいと思う。前担当者(先週の酒井さんのコラム でも出てきた鬼畜O氏:最近一児のパパになった。といっても、生後3ヶ月のサバトラの♀だが。というか、ウチから押し付けた(笑))に「いい加減サブタイトル変えませんか?」とか言われたりしたのだが、まぁちょっと考えてみたものの、やっぱこのまま行くほうが自然な気がするので変えません(笑)。 Plug & Play(その1) さてそもそも汎用バスが登場した際に、これのドライバをどう認識させるか、という話は必ずついて廻ることになった。極めて初期の段階の汎用バス(数年前まで利用されていたISAもこれに当てはまる)の場合は完全なShared Bus構成になっており、しかもスロット毎に番号が振られていた訳でも何でもなかったから、仮にバスにデバイスを装着しても、それがどんなデバイスなのかをCP
プロトコル(その23):PCI Express(その1) プロトコルの話でどこまで引っ張る?と言われそうだが、このバスを抜きにするわけにもいかないであろう。PCI Expressは、現時点でもっとも複雑なプロトコル構造を取るI/Oバスになってしまった。今回からは、このPCI Expressに光を当ててご紹介したい。 さてそのPCI Expressであるが、プロトコルの面から見ると3層構造になっている。一番下が物理層で、その上にデータリンク層、更にその上にトランザクション層がある構造だ。ソフトウェアから見れば、最上位のトランザクション層がPCIと同じインタフェースを提供する形で互換性が取られているが、内部的にはPCIと全く異なる構造である。 ではなんでこんな複雑な構造を取る事になったか?という話を最初に説明したい。PCI Expressの基本となったのは、RAMBUSが提供している物理層イン
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