Cocoaのメモリ管理(3) 保持と解除という方法は、理屈は分かるし簡単そうに見えます。しかし、実際にやってみると意外と難しいことがわかります。そこでCocoaでは少し楽をするための仕組みを導入しています。簡単に言えば、とりあえずなんでも入れておけるごみ袋を用意して、不要になった時点でごみ袋ごと捨てちゃうという方法です。このごみ袋にあたるのが、NSAutoreleasePoolというクラスです。 Application KitにおけるNSAutoreleasePool さて、Cocoaの重要なフレームワークの一つであるApplication Kitの話から始めたいと思います。Application Kitは、主にGUIを持つアプリケーションを作成するためのフレームワークです。このフレームワークを利用して作ったアプリケーション(つまり、ぶっちゃけた話、ProjectBuilderとInter
メモリを購入する際に気を付けるのは、SDRAMやRDRAMなど、主にメモリの種類の違いだ。しかし、そのほかにもメモリを選ぶ際に出くわす用語がいくつかあるので、ここで紹介しておこう。 CAS Latency(Column Address Strobe Latency) 「キャス・レイテンシ」と読む。メモリのスペックでは「CL2」や「CL3」などと表記される。SDRAMやDDR SDRAMなどのメモリ内部には、半導体記憶素子が格子状に並んでおり、データの読み書きを行う際には、対象となる記憶素子の位置を、行(Row)と列(Column)という2種類の位置情報(アドレス)で指定する必要がある。列を指定する信号をCAS(Column Address Strobe)信号というが、この信号が発行されてから、実際にデータの読み書きが行われるまでにかかる待ち時間(Latency)のことをCAS Latenc
What every programmer should know about memory, Part 1 [Editor's introduction: Ulrich Drepper recently approached us asking if we would be interested in publishing a lengthy document he had written on how memory and software interact. We did not have to look at the text for long to realize that it would be of interest to many LWN readers. Memory usage is often the determining factor in how softwar
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く