異なるホスト間で仮想マシンを移動(マイグレーション)する方法は,大きく分けて2種類ある。コールド・マイグレーションとホット・マイグレーションだ。端的に表現するならば,前者は電源OFFの状態の仮想マシンを,後者は電源ONの状態の仮想マシンを移動する方法である。VMwareはホット・マイグレーションのことを「VMotion」と呼んでいる。「あるホストで実行中の仮想マシンを,稼働させたまま別のホストに移動する」という大変便利なこの機能は,VMware製品の中ではVMware ESX Serverのみが備えている。 ここでは,まずVMotionの仕組みを解説し,次に,実際のシステム運用を想定したVMotionの活用方法について,実行手順といくつかのケースを提示していく。 仮想マシンの全情報をコピー 最初にVMotionの大まかな流れをおさえておこう。VMotionは,以下に示す3ステップを踏む。
記者の仕事の基本は人に会って話を聞くことだ。しかし,私が守備範囲と思っているマイクロソフトの「Windows」やWindows向け開発ツール「Visual Basic」(現在では「Visual Studio」の一部)の記事執筆は,人に話を聞くことだけでは成り立たなくなってきた。 バックナンバーを開いてみたら,日経コンピュータの1991年6月17日号では「386対応で新境地開くMS-WindowsとOS/2」という記事でWindows 3.0を動かして撮影した画面写真を掲載している。同12月30日号では「充実してきたGUIアプリ開発ツール」という記事でVisual Basic 1.0を動かして撮影した画面写真を掲載している。どちらもNECのパソコン「PC-9801ES」で動かしたものである。当時でも,書きたいことにぴったり合った画面写真を用意するには,ソフトウエアを自分の机の上で動かすのが一
Sun Microsystems, Inc.は21日、フリーの仮想PC作成・実行ソフト「Sun xVM VirtualBox」の最新版v2.1.2を公開した。 今回の主な変更点は、仮想PCにインストールする“ゲストOS”として、次期Windows“Windows 7”を利用可能になったこと。仮想PCの新規作成ダイアログ上で、ゲストOSの種類として“Windows 7”“Windows 7(64 bit)”が選択可能になったほか、本ソフトを実行する“ホストOS”とゲストOS間で自由なマウス移動やクリップボードの共有を可能にする補助ツール「Guest Additions」も、“Windows 7”に対応した。 そのほか、ゲストOSで利用するメモリ量をホストOSが認識するメモリ量の75%までGUI上で設定可能になったほか、ゲストOSがWindows 2000の際に共有フォルダへアクセスするとOS
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く