トップ > 経済 > 速報ニュース一覧 > 記事 【経済】 中電、東清水の変換増強前倒し 2011年4月12日 13時57分 中部電力は、東京電力管内への送電対策として増強工事を急いでいる東清水変電所(静岡市)内の周波数変換装置(FC)について、工事の完了時期を当初計画の2014年12月から約2年前倒しする方針を明らかにした。水野明久社長が12日午前、静岡県庁で川勝平太知事に伝えた。 東清水変電所のFCは設備上の変換能力は30万キロワットだが、約20キロ離れた駿河変電所(同市)とを結ぶ高圧送電線の整備が遅れているため、現在は10万キロワットの送電にとどまっている。中電は高圧送電線を予備も含めて2回線を整備する計画だが、このうち1回線を12年夏をめどに先行して整備し、同年秋までに送電能力を引き上げる。 工事が完成すれば、周波数が異なる西日本から東日本への送電量は、電源開発の佐久間周波数変換