羽田モノレール、東京駅へ=10年で延伸、浜松町駅改良 東京駅への延伸構想が明らかになった東京モノレール=7月14日 JR東日本子会社の東京モノレール(東京)は20日、羽田空港と浜松町を結ぶ路線をJR東京駅まで約3キロ延伸する構想を明らかにした。新幹線が発着する東京駅に直結することで利便性を高める狙いがある。事業費は1095億円で、設計開始から完成まで10年間を見込んでいる。2020年の東京五輪・パラリンピック開催までに浜松町駅の改良も行う。 所要時間短縮のため、浜松町−東京間には駅を設けない。新たな用地取得が困難なため、JR京浜東北線に沿って延伸区間を建設。東京駅のJR東海道線の上に、モノレール用の高架式ホームを設置する。 浜松町駅は、現在、隣接する世界貿易センタービルを含めた再開発が検討されている。東京モノレールでは、エスカレーターや階段を使わずにJRへ乗り換えられるよう段差を解消す