印刷 姫路城の大天守から見つかった窓枠。奥の窓枠には板がはめられたままになっている=兵庫県姫路市、諫山卓弥撮影「幻の窓」を合成した姫路城大天守のコンピューター・グラフィックス画像=姫路市提供現在の姫路城に「幻の窓」を合成した画像=姫路市提供現在の姫路城=姫路市提供 老朽化で「平成の大修理」が進む世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の大天守最上階で、壁の中から木製の窓枠が計8カ所見つかったと18日、市が発表した。四方の壁に2カ所ずつあった。窓として使われた形跡はなく、何らかの理由で江戸時代の築城中に塗り込めて壁にしたとみられる。この「幻の窓」が実存していれば、大天守から360度の大パノラマが広がったとしている。 現在の大天守最上階には南北の壁に5カ所ずつ、東西の壁に3カ所ずつの窓(縦約1.5メートル、横約1.6メートル)がある。新たな窓枠は各面の両端に位置し、今年8月、外側の土壁をはがした際
印刷 NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた米国旗=NASA提供NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた月探査車=NASA提供NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた宇宙飛行士の靴跡=NASA提供 人類が初めて月に降り立った米アポロ計画での着陸地点を「歴史的遺産」として立ち入り禁止にする指針を米航空宇宙局(NASA)が検討していることがわかった。国連の宇宙条約はどの国も自由に宇宙空間に立ち入りできるとしている。月面での活動や土地利用の国際ルールはなく、議論を呼ぶ動きだ。 米国は月の有人探査計画を中止したものの中国やインドが進めているほか、民間の探査計画も出ていることが背景にある。NASAは着陸地点や月面に残した機器類が近い将来、壊される恐れがあるとして「米国の財産」保護のためだという。朝日新聞に対し「指針に法的な拘束力はない」と説明する
16世紀末の「肥後国衆一揆」の中心となった武将、隈部親永(ちか・なが)公の銅像が山鹿市菊鹿町の観光施設「あんずの丘」に完成し、26日、除幕式があった。隈部氏の子孫のほか、県や山鹿市幹部ら約100人が出席。自らの所領を守るため、時の権力者に命がけで抵抗した郷土の先人をしのんだ。 親永公は1587年(天正15年)、豊臣秀吉に任命された肥後国主、佐々成政が強行した検地に反発。同調した国衆とともに戦ったが、秀吉が派遣した大軍に鎮圧され、最期を遂げた。山鹿市内には国指定史跡の隈部氏館跡が残る。 銅像は台座も合わせて高さ約10メートル。親永公が右手の扇をかざし、領地を指し示す姿を表現している。山鹿市が昨年から建立事業を進め、1億円の工事費は宝くじ社会貢献広報事業補助金などで調達した。式典では蒲島郁夫知事が「理にかなわないと、どんな権力にも反逆した。420年以上後に顕彰されることは素晴らしい」とあい
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