X上でもたびたび議論にあがる仮説検定やP値についてまとめた資料です.ポイントは,P値の定義を端折るのは難しいけど,「矛盾の程度」を導入することでイメージしやすくなるかもしれない検定を繰り返すことで発生...
![仮説検定とP値|佐藤俊太朗(生物統計学・疫学)のHP](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00df04fbef949e6f11e12c02fd5d5c9c08298c44/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.googleapis.com%2Fstudio-cms-assets%2Fprojects%2F9YWyzXDeOM%2Fs-1200x630_v-fms_webp_2a09147b-0b87-43da-9a5b-ff960e2a2909.png)
この教材は、九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の2020年度PTL1で既存教材に改変を加えて作成した成果物について、同一の既存教材を再度参照し、研究データ管理支援部門にて、大幅に加筆・修正したものである。
今日からできる再現可能な論文執筆 国里愛彦(専修大学)・竹林由武(福島県立医科大学) 2020/10/31(土) 10:00-12:00 1 はじめに 本サイトは,日本心理学会第84回大会(以下,JPA2020)のチュートリアルワークショップ(以下,TWS)002「今日からできる再現可能な論文執筆」の事前準備と当日(2020/10/31(土) 10:00-12:00)の演習用サイトになります。本サイトもRStudioとRMarkdown(Bookdown)を使って作成されています。左の目次をクリックして移動するか,>をクリックして次のページに移動ください。 1.2 TWS概要 TWSの概要は以下になります。 再現性の危機への対処として,データ処理から論文執筆までの一連のプロセスの再現性を高める取り組みへの注目が高まっている。論文完成までには,(1)データの前処理,(2)統計解析,(3)論文
0.Ars longa, vita brevis 本稿は、査読論文がなかなか書けずにいる人文系の大学院生に向けて書かれている。 日本の人文系の院生は研究職を目指している場合が多く、そのためには業績が必要になる。具体的には、諸学会が発行するジャーナルに学術論文を投稿して、査読と呼ばれる審査過程をクリアし、採用・出版にこぎつけなくてはならない。 わたしはまだ就活を経験していない院生だが、大学による公募要項を見るかぎり、業績は最低3本必要である。だから、博士号の取得を終えた時点で就活に移るとすると、博論のまえに3本の査読論文を書かなくてはならないことになる。……じつは実情はそうではないのだが、とりあえずこの前提で話を進めよう。 ところで以前、私は「文体を作ろう!」というエントリを書いたことがある。そこで紹介したのは、英作文の初級者から中級者に移行するための、そのためだけの、方法論だった。当時の私
本記事の内容 論文のテンプレート (rticles, papaja) 引用文献の管理 (RefManageR) 図表や数式 解析結果の報告ツール (sigr, statcheck, psycho, papaja) 便利ツール (wordcount, gramr) RStudioで論文を書く理由 RStudioで論文を書くモチベーションは、端的に述べるならば、再現可能性を高めるためです。再現可能性の高い論文(reproducible research paper)が必要とされる主な理由を3点, Mike Frank & Chris Hartgerink (2017)は, 以下のように述べています。 エラーを回避するため [Nujiten et al. (2016)]では, APA (American Psychological Association)形式の論文での,p値を用いた検定結果を報
他人の論文や, ソースコードを見ているといろいろと思うことがあるので, 私が正しいと思っている書き方を以下に記す. あくまで自己流なので, 他の方のご意見 (コメント)も参照すると良いかと思います. ,(半角カンマ)や.(半角ピリオド)の後は必ず半角スペースをいれる 日本語論文では, "半角カンマ+半角スペース"の代わりに"全角カンマ"を推奨しているところもある (ピリオドも同様に) 逆に,や.の前に不自然なスペースをいれない ソースコードは見やすいように, インデントと改行を心がける 2回以上改行すると段落が変わるため注意 特別な理由がない限り, ハイパーリンクをつける: こちら 略称は定義して使うこと: (例) Support Vector Machine (SVM) 三点リーダー (・・・)の使い分け \ldots: カンマに使う. $i=1, 2, \ldots, n$ \cdot
今学期から、某政治学トップジャーナルのRAとして働いている。 主な仕事は、採択されたペーパーで報告されている統計分析の結果が再現(reproduce)できるかを確認することである。1 そのため他人が書いたRやStataのコードを見る機会が多いが、再現性や可読性の高いコードの書き方について、いろいろと学ぶところが多い。 そこで、これまでに得た教訓を以下にまとめておこうと思う。 1. 途中で変数やオブジェクトを削除しない データの前処理をしたり異なる種類の複数の分析をする際、分析ファイル内で変数やオブジェクトを削除してしまうケースをよく見るが、これはできるだけやめた方がいい。 後から元の変数の情報や前に行った分析の結果を参照できなくなってしまい、大変不便である。 2. ペーパーで報告されている全ての数値情報に関するコードを公開する 当たり前のように聞こえるかもしれないが、例えば記述統計に関する
グラフの数値化ツール WebPlotDigitizerへのアクセス https://automeris.io/WebPlotDigitizer/ にアクセスすると、以下のような画面が出てきます。次に、「Launch Now!」をクリックします。 画像ファイルを読み込む 赤枠で囲まれている[Load image]をクリックします。 クリックすると、次の画面が出てきます。 ファイルを選択して、アップロードするグラフの画像を決定すると、以下のような画面が出てきます。普通のX軸、Y軸グラフならば、そのまま2D(X-Y)Plotを選択してください。 今回は、一番使用頻度の高い2D(X-Y)Plotを使用していきます。 ・2D Bar Plotは棒グラフの画像を使用する場合に選択。 ・Polar Diagramは極座標系グラフを使用する場合に選択。 ・ternary Diagramは三角ダイアグラムを
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はじめに 卒論,修論,投稿論文,依頼論文,書籍などの執筆は,基本的には苦しいし,大変なものだと思います。そのような執筆を進めるコツは,以下の2点になります。 一日の中で論文を書く時間を決める(その時間は執筆以外をしない) 目標を設定し,日々の執筆量を記録する このTipsは,2つ目の内容について扱います。想像すると気づくとおもうのですが,執筆した文字数や語数を毎日カウントして記録するという作業はかなり手がかかります(よほど忍耐のある人しか続かない)。そこで,このTipsでは,2つ目の作業に関して,ほぼ自動化したシステムの構築方法について説明します。 Googleドキュメントで論文を執筆する 今回説明する自動執筆量記録・報告システムは,Googleドキュメントを使用していることが前提になります。 原稿を書く時にGoogleドキュメントを使わない方もおられるかもしれませんが,Googleドキュ
ここでは、論文の構造についてこれまで学んだことを備忘録としてまとめています。 主にWrite it up: Practical strategies for writing and publishing journal articlesと先生方に教えていただいたものに基づいています。 特に、序論(introduction)・考察(discussion)を中心にまとめています Introduction 書き出し(pre-intro)と、論文の種類ごとの序論構造(book)についてです。 Pre-intro 序論の序論のセクションです。Pre-introがないと、内容がわからないまま話が進み、読者が混乱する場合があります。 最初の書き始めは特に重要で難しいです。書き始めがうまい人は(strong openers)は、疑問(questions)、一般的に言われていること(global asser
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