カテゴリ:雑談 投稿日:2015/03/01 折に触れて口にするので知ってる人もいるかもしれないけれど、電子書籍が作られたおかげで、僕は読める本が増えた。 はっきり言って僕は読書家ではない、というか、たぶん普通の人よりも本を読まないで生きてきた人間である。恐らく、同世代の読書家の人に比べたら、百分の一程度しか読んでいない(誇張ではない)。というのは、もちろん僕が読書好きでなかったのが主因ではあるのだが、四年ほど前にSONY Readerを手に入れてからはじめた電子書籍用端末での読書は快適で、いまは人並みには読書をするようになったので、そればかりが原因ではないだろう。 なぜそれまで、本を読まなかったのか。それはたぶん、僕の視覚的な認識能力が他の人よりも劣っているからだ。表現を濁してもしょうがないからはっきり言うが、紙の本の何割かは、僕にとってはとても読みづらいものだった。それは、文字が小さ