[11.29 J1第33節 甲府0-0F東京 中銀スタ] 前節、今季のJ1残留を確定させていたヴァンフォーレ甲府は29日、FC東京とのホーム最終戦に臨み、0-0で引き分けた。被シュートを3本に抑えた甲府だったが、シュート10本が空砲に終わった。12月6日の最終節は甲府は敵地でこれまでの対戦で一度も勝利していない清水と、F東京はホームで横浜FMと対戦する。 試合後のホーム最終戦セレモニー。今季限りでの退任を表明している城福浩監督の目から涙がこぼれた。 「1年目のJ2の時には5月に9位まで落ちました。昨年は8連敗も経験しました。そして今年、(残留を争う)大宮との直接対決で負けて、34節で(残留を)決めなければいけないと覚悟しました。そういう苦しい時に我々の背中を押してくれたのが、ゴール裏をはじめとするサポーターでした。彼らの力がなかったら、2年連続J1での戦いはなかったと思います」。そう話すと