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ブックマーク / web.gekisaka.jp (15)

  • “勇退”甲府城福監督が涙のあいさつ「J1残留はサポーターの力」 | ゲキサカ

    [11.29 J1第33節 甲府0-0F東京 中銀スタ] 前節、今季のJ1残留を確定させていたヴァンフォーレ甲府は29日、FC東京とのホーム最終戦に臨み、0-0で引き分けた。被シュートを3に抑えた甲府だったが、シュート10が空砲に終わった。12月6日の最終節は甲府は敵地でこれまでの対戦で一度も勝利していない清水と、F東京はホームで横浜FMと対戦する。 試合後のホーム最終戦セレモニー。今季限りでの退任を表明している城福浩監督の目から涙がこぼれた。 「1年目のJ2の時には5月に9位まで落ちました。昨年は8連敗も経験しました。そして今年、(残留を争う)大宮との直接対決で負けて、34節で(残留を)決めなければいけないと覚悟しました。そういう苦しい時に我々の背中を押してくれたのが、ゴール裏をはじめとするサポーターでした。彼らの力がなかったら、2年連続J1での戦いはなかったと思います」。そう話すと

  • 奥氏を想い涙ぐむ横浜FC山口監督「常にオレの背中には大介がいる」 | ゲキサカ

    [10.19 J2第37節 横浜FC 3-0 栃木 ニッパ球] 横浜FCは19日の栃木SC戦3-0で快勝し、連敗を3で止めた。17日の早朝、かつて選手、強化部長として横浜FCに在籍した奥大介氏が、仕事に向かう途中の交通事故で亡くなった。2012年3月、サッカー解説者を務めていた山口素弘監督は、当時強化部長を務めていた奥氏からオファーを受けて横浜FCの監督に就任していた。 試合後の会見で、山口監督は「今週はいつもより1日多く練習の日があって、しっかりと良いトレーニングを積んできました。それをゲームで発揮できたと思います。やってくれたかなと思うところもあるし、まだまだできるよと思うところも、当然あります。強調したのは、攻守においてしっかりとアクションを起こそうということ。そこを意識して取り組んで、非常に良かったんじゃないかなと思います」と、淡々と試合を振り返った。 亡くなった奥氏への想いが、こ

  • ホームラストマッチの横浜FMドゥトラ「これからはサポーターの1人」 | ゲキサカ

    [7.23 J1第16節 横浜FM1-1神戸 ニッパ球] 鉄人がホームラストマッチを迎えた。横浜F・マリノスに01年から6年間、そして12年から2年半在籍するDFドゥトラは、6月12日に7月末の契約満了をもって現役を引退することを発表していた。 DF下平匠の負傷もあって4試合ぶりに先発すると、40歳という年齢を感じさせない上下動を左サイドで繰り返した。前半17分にはMF中村俊輔のクロスから積極的にシュートを狙うだけでなく、後半5分にはMF小椋祥平への鮮やかなクロスで決定機を演出。試合は惜しくも1-1に終わり、ホームラストマッチを白星で飾れなかったものの、鉄人のホームでの最後の雄姿に、サポーターからは「ドゥトラ」コールが送られた。 試合後にはセレモニーが行われ、背番号5のTシャツを着たチームメイトと場内を一周する際にはサプライズが待ち受けていた。アウェーの神戸サポーターから声援が送られるだけ

  • W杯開幕戦でのPK判定を語る西村主審「自分に素直に対応した」 | ゲキサカ

    ブラジルW杯で審判員を務めた西村雄一主審、相樂亨副審、名木利幸副審が24日、都内で記者会見を行った。 日の審判団として初めてW杯の開幕戦を担当。西村主審は割り当てが決まったときの心境について「3人で『(開幕戦の割り当てが)あるかもしれないからしっかり準備しよう』と話していた。(割り当てが決まったときは)やっぱり来たなと。すんなりゲームに入っていけた」と振り返った。 ブラジル対クロアチアの開幕戦では、後半24分にペナルティーエリア内でFWフレッジがDFデヤン・ロブレンに倒されたとしてブラジルにPKを与えた。ロブレンの手がフレッジにかかっていたが、激しいコンタクトではなかったため、クロアチアの選手は猛抗議。試合後も世界中で大きな議論を呼んだ。 試合翌日、国際サッカー連盟(FIFA)審判団委員長のマッシモ・ブサッカ氏は「接触はあった。それがなければ、議論にもならない。(ロブレンの)左手が触れ、

  • 内田篤人インタビューVol.2「自分たちのサッカーという言葉が一人歩きした」 | ゲキサカ

    ブラジルW杯で1分2敗のグループリーグ敗退に終わった日本代表において、孤軍奮闘とも言えるパフォーマンスを見せたのがDF内田篤人だった。ピッチに立つことができなかった南アフリカW杯から4年。ブンデスリーガのシャルケで一回りも二回りも大きくなって挑んだブラジルW杯では全3試合にフル出場したが、チームとして結果を残すことはできなかった。シャルケでの5シーズン目を控え、日が誇る右サイドバックは今、どんな思いを持っているのか。ゲキサカが直撃インタビュー――。 ▼内田篤人インタビューVol.1「ノイアーは自慢の友達」 ―南アフリカW杯後からのドイツでの4年間は充実していましたか? 「チャンピオンズリーグももちろんですが、ブンデスリーガでも優勝争いに絡んでくれば、しびれるゲームができますし、国内だけでなく、国外のビッグクラブと渡り合えることで、自分自身の位置づけ、このあたりの順位にいるのだなということ

  • 内田篤人インタビューVol.1「ノイアーは自慢の友達」 | ゲキサカ

    ブラジルW杯で1分2敗のグループリーグ敗退に終わった日本代表において、孤軍奮闘とも言えるパフォーマンスを見せたのがDF内田篤人だった。ピッチに立つことができなかった南アフリカW杯から4年。ブンデスリーガのシャルケで一回りも二回りも大きくなって挑んだブラジルW杯では全3試合にフル出場したが、チームとして結果を残すことはできなかった。シャルケでの5シーズン目を控え、日が誇る右サイドバックは今、どんな思いを持っているのか。ゲキサカが直撃インタビュー――。 ▼内田篤人インタビューVol.2「自分たちのサッカーという言葉が一人歩きした」 ―W杯ではある程度、自分自身の現在地に見合ったプレーができたのではないでしょうか。 「負けましたから、もちろん悔しい気持ちはあります。でも、勝負の世界だから勝ち負けはある。結果がすべてということだと思います」 ―力を出せたという思いはある。 「南アフリカで試合に出

  • ザックジャパン総括(4)ザックが遺したもの ロシアへの課題 | ゲキサカ

    退任監督が次期監督に求めた「継続」 グループリーグ敗退が決まったコロンビア戦から一夜明けた6月25日、ベースキャンプ地のイトゥで記者会見を行ったアルベルト・ザッケローニ監督、そしてメディア対応を行った選手たちは一様に、この4年間の方向性を今後も継続すべきだと主張した。 ザッケローニ監督は、自身の退任を表明した、まさにその場で「これまでやってきたことを信じて、継続してやっていくことが大事だと思う」と力説し、見知らぬ次期監督に対しても「アドバイスするとすれば、継続してこの道を進んでいくべきではないかということは言いたい」と言及した。 1分2敗という結果では、説得力が出ないかもしれない。しかし、その結果に責任を感じているからこそ、日サッカーの方向性がブレることに危機感を持っているかのようだった。 その思いは選手も同じだ。キャプテンのMF長谷部誠は大会前、「このW杯で、日サッカーの未来を自分た

  • ザックジャパン総括(1)メンバーの硬直化と3-4-3の誤算 | ゲキサカ

    5大会連続5度目の出場となったブラジルW杯は、1分2敗の勝ち点1で2大会ぶりのグループリーグ敗退に終わった。2010年8月、日本代表史上初のイタリア人指揮官として就任したアルベルト・ザッケローニ監督の下、この4年間でアジア杯、東アジア杯のタイトルを獲得し、W杯アジア予選も世界最速で突破した。しかし、コンフェデレーションズ杯は3戦全敗に終わり、W杯大会でも1勝も挙げることはできなかった。遠かった世界での1勝。日本代表の敗因はどこにあったのか。2018年のロシアW杯に向けた課題はどこにあるのか。全4回に分けて総括する。 アジア杯優勝が招いた“弊害” ザックジャパンのベースが構築されたのは、2011年1月にカタールで開催されたアジア杯だ。ケガ人や出場停止などで試合ごとにメンバーは入れ替わったが、中心選手たちはそのままブラジルW杯まで残った。 GK川島永嗣、DF内田篤人、DF吉田麻也、DF今野泰

  • 原専務理事が語ったW杯の敗因とアギーレ氏招聘の経緯 | ゲキサカ

    サッカー協会は24日、日本代表の新監督として元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏(55)を招聘することが決まったと発表した。同日午後の理事会後、原博実専務理事兼技術委員長が記者会見を行い、グループリーグ敗退に終わったブラジルW杯の敗因を総括したうえで、アギーレ氏招聘に至るまでの経緯を語った。 以下、記者会見要旨 ●原博実専務理事 「7月1日に技術委員会を開き、これまでにいろんな検証をしてきた。現段階の総括について、技術委員会や強化担当者会議、J1、J2、J3の実行委員会で説明し、今日の理事会でもプロジェクターを使って説明した。2010年の南アフリカW杯からの4年間が一つの大きなテーマで、準備期間を含めたブラジルW杯、そして2018年のロシアW杯に向けて今後どうやっていくか。そのうえで、次の日本代表監督をどう考えていくか。大きく4つに分けて総括した。 2010年の南アフリカW杯では、

  • 日本代表新監督にアギーレ氏内定 | ゲキサカ

    日本代表新監督に元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏が就任することが決まった。日サッカー協会の原博実専務理事が24日に都内で行われた理事会後、「ハビエル・アギーレさんと合意しました」と明らかにした。 「選手として1986年のW杯に出ていて、コーチとしても一度出ている。監督として2度出ていて、W杯を4度経験している。非常にジェントルマンで、気持ちの強い人なので、日の良さも引き出してくれると思う」。原専務理事はそう語り、次期代表監督への期待を述べた。 アギーレ氏はメキシコ出身の55歳。現役時代にはメキシコ代表として1986年のメキシコW杯に出場。監督としても2002年の日韓W杯、2010年の南アフリカW杯でメキシコ代表を指揮し、いずれもベスト16に進出した。南アフリカW杯後はサラゴサの監督に就任。2012年11月からはエスパニョールを率い、最下位に沈んでいたチームを立て直すと、13位で

  • 宮本恒靖のW杯分析「アジア勢は縦に速いサッカーに対応できなかった」 | ゲキサカ

    ブラジルW杯はドイツの24年ぶり4度目の優勝で幕を閉じた。4年前のチャンピオンであるスペインのグループリーグ敗退、コスタリカの躍進、ブラジルの衝撃的な敗戦……。印象的な出来事が続いた大会の決勝では、ドイツが延長戦の末、アルゼンチンに競り勝ち、南米大陸で開催されたW杯としては史上初めて欧州のチームが頂点に立った。今大会から見えた現代サッカーのトレンドとは? W杯を分析する国際サッカー連盟(FIFA)のテクニカル・スタディー・グループに日人として初めて入った元日本代表DFの宮恒靖氏に聞いた。 今大会を通して見られた傾向としては、ちょっと守備に重きを置きつつも、攻撃マインドは持ち続けるというチームが多かった印象があります。世界のサッカーシーンを牽引してきたスペインがここ数年やってきたポゼッションサッカーの攻撃マインドは持ちつつ、そのスタイルではなく、奪ったボールを縦に速く運んで攻めるという傾

  • 退任表明…ザッケローニ監督会見要旨 | ゲキサカ

    1分2敗でグループリーグ敗退が決まったコロンビア戦(1-4)から一夜明けた25日(日時間26日未明)、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督がベースキャンプ地のイトゥで記者会見を行い、日本代表監督を退任する意向を明らかにした。 以下、会見要旨 ●アルベルト・ザッケローニ監督 「私自身も結果に関しては残念な気持ちで、満足はしていない。グループリーグを突破するという強い意気込みで臨んだ。もっと前に行こう、行ってやろうという気持ちが強かった分、悔しい気持ちが強い。4年前に始動して、現状を見ながらも、将来に目を向けてチームづくりを進めてきた。日サッカー文化、日人選手の特長を吟味したうえで、技術力は世界に行っても通用する、しかしフィジカルでは足りない部分があると分析した。スピードに乗って、インテンシティーのあるサッカーを展開していこうと、チームづくりを進めてきた。そういう意味で、その方向性や

  • 取材エリアで嗚咽漏らした長友「勝たせてあげたかった」 | ゲキサカ

    一夜明けても悔しさは消えなかった。同時に寂しさがこみ上げた。コロンビア戦から一夜明けた25日、ベースキャンプ地のイトゥで取材に応じたDF長友佑都は取材エリアで思わず感極まって涙した。 この日、昼の席でアルベルト・ザッケローニ監督から退任の意向が伝えられた。「最高の監督、最高のチームメイトと、これで終わる寂しさ、悔しさがあって、胸がいっぱいだった。監督の最後の言葉で涙しながら、もう一回、W杯を戦えるにしても……」。そこまで言うと、言葉に詰まり、嗚咽を漏らした。「勝たせてあげたかったから。そこが当に悔しくて……」。そう言葉を続けるのが精一杯だった。 コロンビア戦後のミックスゾーンは無言で通り過ぎた。気持ちの整理ができていなかったからだ。「この4年間、この大会に懸けてきて、こんな一瞬で終わるのかと。昨日、いろいろ考えたけど、これまでやってきたことがこんな一瞬で終わるんだなと……」。目標は世界

  • 代表引退を示唆するDF内田「僕らの大会は終わってしまった」 | ゲキサカ

    [6.24 ブラジルW杯C組 日1-4コロンビア クイアバ] ブラジルW杯における日本代表の戦いは、グループステージで幕を閉じた。初戦のコートジボワール戦に逆転負けし、2戦目のギリシャ戦はスコアレスドロー。勝利以外の結果以外で敗退が決まるという中、日はアグレッシブな戦いを見せた。しかし、前半は1-1の同点で折り返したが、後半は3失点を喫して1-4で敗れている。 試合を振り返り、DF内田篤人は「自分たちで勝たなければいけないゲームだったんですけど、先制されてイヤな雰囲気がありました。前半のうちに追い付けたのは良かったんですけど、次の1点、2点っていうのがどうしても自分たちは取れなくて。どうしても前掛かりになったら、裏のスペースを狙うのは得意ですから。向こうの選手たちは。なかなかうまくいかなかったかなと思います」と、コロンビアに思い通りの試合運びをさせてもらえなかったことを悔しがった。 過

  • 現実を直視できない岡崎「未練もある」 | ゲキサカ

    [6.24 ブラジルW杯C組 日1-4コロンビア クイアバ] 何も考えられなかった。FW岡崎慎司は「力不足と言えば、それまで。それしか考えつかない」とあえぐように言うと、「自分の力がないなと感じた大会だった」と総括した。 4年前の南アフリカW杯はサブ要員だった岡崎だが、今大会は3試合いずれも先発。「前回、感じられなかったことがたくさんあった」と振り返るが、それも課題ばかりだった。 「自分の好きなところにボールが来ればある程度できるけど、W杯はそれだけじゃない。そこを抑えられたときに自分の総合力が問われる。それを考えたときに、自分のやってきたことはまだまだ足りないと思った」 ミスを取り返そうと必死だった。前半16分、中盤でボールを奪われ、カウンターからスルーパスに抜け出したFWアドリアン・ラモスに対するDF今野泰幸のスライディングタックルがファウルを取られ、PK献上。先制点を許した。それで

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