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イラク北部のキルクーク(Kirkuk)と中部ティクリート(Tikrit)の間の橋に立てられたイスラム教スンニ派(Sunni)過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の旗(2014年9月11日撮影)。(c)AFP/JM LOPEZ 【9月23日 AFP】シリアやイラク、アフリカでジャーナリストが誘拐、殺害され、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」とその分派によるプロパガンダのためのおぞましい動画が公開されるなか、私たちAFPも編集倫理の原則を再確認する必要に迫られている。 私たちに突き付けられた課題は、報道する義務と、記者たちの安全を担保することのバランスをどう取るか。さらには暴力のプロパガンダに利用されないように、そして犠牲になった人の威厳も守りながら、過激派が公開する写真や動画をどこまで報じるかという問題だ。
Case: Most Shocking Second a Day Video 現在シリアでは、政府軍と反体制派による武力衝突が繰り広げられています。戦局は日々激しさを増し、現時点で死者は10万人、難民は200万人を超えているといいます。 子どもの権利の保護のために活動するNGO団体「Save the Children」では、シリアで起こっている惨劇を世界中の人々に身近な問題として受け止めてもらうため、こちらの映像を制作しました。 YouTubeで公開後、わずか5日間で2,000万回以上も視聴されているこの作品は『シリアで起きていることが、もしイギリスで起こったら?』という仮定のもと、ひとりの女の子にスポットライトを当て、彼女の毎日を1秒ずつ切り取る形で描かれています。 8歳のお誕生日を迎える女の子。家族に囲まれ、幸せそうな笑顔を見せます。 学校に行ったり、友達と遊んだり、ちょっとおしゃれを
【テヘラン鵜塚健】先月31日にテヘランで閉幕した非同盟諸国会議(120カ国・機構加盟)首脳会議で、エジプトのモルシ大統領がシリア政権を批判した演説内容を、議長国のイラン政府が、イラン人通訳に圧力をかけて「誤訳」させていたことがわかった。通訳は、モルシ氏がシリア政府の圧政などを批判した部分を、反体制派を支援する「バーレーン政府」と置き換えてペルシャ語に翻訳し、これをイラン国営テレビやラジオが流した。 同会議の運営に関わったイラン革命防衛隊関係者が、毎日新聞の取材に答えた。会議は、アサド政権を擁護するイラン政府が主催。軍事組織の革命防衛隊が深く関与し、会議を通じてシリア支持の流れを作ろうと画策していた。 関係者によると、モルシ大統領がシリア批判を展開することが予測されたため、イラン政府は事前に通訳を呼び出し「シリア批判に触れても翻訳しないように」と徹底したという。 モルシ氏は30日にアラ
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