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2020年9月28日のブックマーク (1件)

  • 『TENET テネット』徹底解説! “時間の逆行”、登場人物の背景、そしてノーランの哲学まで

    ジャン・コクトーが監督した実験映画『詩人の血』(1930年)は、夢のように幻想的な世界を映し出す、55分の作品である。その冒頭に映し出されるのは、工場の巨大な煙突が崩れ始めるという、唐突な短いカット。そして、映画の終わりには、煙突が崩れ去る瞬間のカットが、再び挿入されている。つまり『詩人の血』の内容は、煙突が崩れ始めてから崩れ去る瞬間に起きた出来事だったということだ。映画は現実に似た虚構であり、時間をどのようにも圧縮し、引き延ばし、逆回転し、操ることができる。その試みは、映画歴史の初期より行われてきたことだ。 作家としての個性と、娯楽性を兼ね備えた作風で、いまや最も注目される映画監督といえるクリストファー・ノーランは、『メメント』(2000年)や『インセプション』(2010年)に代表されるように、映画における時間の表現や概念を、いまもなお更新し続ける作家だ。そして、彼の新しい挑戦作『TE

    『TENET テネット』徹底解説! “時間の逆行”、登場人物の背景、そしてノーランの哲学まで
    linsk
    linsk 2020/09/28
    見てきたのでネタバレ……というか解説記事が読める。もう一度IMAXで見に行くつもり。