結局、日本は何をすべきなのか? 日本の国益(漁業資源と国境の維持)という観点から、未来志向で何をすべきかを整理してみよう。 優先順位が一番高いのは、日本のEEZの資源管理をすることです。日本の漁業が衰退している主要因は日本漁船による乱獲。たとえば、スケトウダラやハタハタの例を見ればわかるように、今のまま乱獲を放置し続ければ、中国漁船がいなくても、日本漁業の消滅は時間の問題です。自国の漁業管理は、完全に国内問題ですから、これが出来ていないのは政府の怠慢。日本は実に幸運なことに世界第六位の広大なEEZをもち、その中に世界屈指の好漁場がすっぽり含まれている。国内漁業の規制をするだけで、太平洋・北海道の漁業の生産性は改善できる。また、日本海側にしても、日本のEEZでほぼ完結する資源は多い。ちゃんと手入れをすれば、自分の庭から大きな利益が期待できるのである。こんなに恵まれた国はなかなかない。たとえば
紙面で読む 東京電力福島第一原発内の地下貯水槽から汚染水が漏れ出た問題で、漁業の再開がさらに遅れないかと、福島県内の漁業関係者が神経をとがらせている。汚染水は海に流れていないと東電は説明するが、漁師の嘆きと怒りの声は尽きない。 原発周辺の海では時折、食品中の放射性物質の安全基準を超えた魚が見つかり、… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事福島第一原発、消えぬ汚染 4号機建屋内部を同行取材(2/21)汚染水漏れ、再発懸念 他の貯水槽、同じ構造 福島第一原発(4/7)コウナゴ漁なお風評被害「漁に出られない」〈震災2年〉(3/11)増える汚染水、遠い廃炉 セシウム吸着塔ずらり 福島第一原発ルポ(2/21)PR情
紙面で読む安井孝之・編集委員 波聞風問(はもんふうもん) 本州のほぼ真ん中に位置し、南北に天竜川が流れる長野県飯田市で、エネルギーの自立をめざす新しい実験が始まった。吹き抜ける風やふりそそぐ太陽光、川の流れから得られる再生可能な自然エネルギーは誰のものか、を問いかける試みである。 再生可能エネルギーはそ… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)市民ファンドで太陽光(3/1)(声)広がれ 独自エネルギー計画(1/18)自然エネ活用、地元は率先して 元和歌山大教授講演(11/26)PR情報
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