女性用に新たに開発されたタクティカル・ベストを身につけた女性米兵。男性用の着用を前提とした従来のものは前かがみになりにくかったという=9日18日、米ケンタッキー州フォートキャンベル基地(AP) 米空軍が新兵訓練を行うラックランド空軍基地(テキサス州サンアントニオ)で、女性の新兵が教官から性的暴行、性的嫌がらせを受けていた問題で、空軍は再発防止策の一環として、訓練の校長役に女性を起用した。新兵の5人に1人は女性なのに教官はなお大半が男性だ。米軍はアフガニスタン、イラクでの必要に駆られ、女性を前線に送り出した。きょうのテーマは「ようやく女性用戦闘服」とした。教官が新兵を暴行 ラックランド空軍基地では、年間3万5000人の新兵に訓練を施す。教官による性的暴行、性的嫌がらせの噂が聞かれるようになったのは昨年のことだった。性的被害は、表沙汰になることを嫌って被害女性が訴え出ないことも少なくない。まし