デンマークのオープンサンドやトルコのキョフテ、アイスランドのハカール(発酵したサメ肉)、スペインの大鍋のパエリアなど、ヨーロッパにおける食は形も大きさも味わいもさまざまだ。しかし、今このエリアで最高のフードシーンがあると公式にうたえる都市は、一つだけかもしれない。 タイムアウトでは、都市に住む何千人もの人々を対象に、その地の外食についてアンケートを実施。「世界で最も食事がおいしい都市ランキング トップ20」を発表した。その結果、イタリアのナポリがフードシーンの質の高さと手頃さで1位と評価されたのだ。 その理由にピッツァにあるといえる。 北部の温かくてボリュームのある一皿から、島々で食される新鮮な魚介類まで、料理を作って分かち合うことはイタリア文化の中心だ。しかし同時に、この国で有名なものといえばピッツァであり、ナポリで焼かれるマルゲリータに勝るものはない。1ユーロ(約170円)で食べられる
世界の都市の新しい番付が登場した。オックスフォード・エコノミクスが21日、「世界の大都市経済1000の包括的評価」と称するグローバル都市指数の第1回を発表した。 オックスフォード・エコノミクスは27の指標について数字を算出し、ニューヨーク、ロンドン、カリフォルニア州サンノゼが世界のトップ都市だと決定した。上位50都市は米国と欧州が多くを占めた。 東京は4位だったが、東京以外ではソウルが41位、シンガポールが42位とアジアの都市は低調だった。 オーストラリアの都市は健闘し、メルボルンが9位、シドニーが16位、パースが23位だった。 この指数は、経済、人的資本、生活の質、環境、ガバナンスの5つの大きな分類で構成されており、国内総生産(GDP)や雇用の伸びなどの経済的要因に最も重きが置かれている。 オックスフォード・エコノミクスによれば、ニューヨークは「世界のどの都市よりも圧倒的に経済規模が大き
仕事に役立つ調査データ: 消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
中国深圳市大鏟湾で大規模な建設工事が6月初旬にスタートした。IT大手のテンセント(騰訊)が自社のグローバル本部となる未来都市の建設を進めているのだ。 テンセント公式サイトによると、投資額318億9000万元(約5500億円)の同都市の開発面積は200万平方メートルだという。その規模は米マンハッタン中心部のミッドタウンに匹敵する。 マンハッタン中心部ミッドタウン 都市の建設プロジェクトは2期に分けて進められる。第1期は2024年12月に竣工予定で、第2期は2026年11月の竣工予定だ。建設期間はそう長くはない。 設計を担当したのは米国の設計大手NBBJ社。深圳市内にあるテンセント社屋、濱海ビルの設計も同社が担当した。 画像提供:NBBJ NBBJは分散型ネットワークに着想を得たコンセプト「ネット・シティ」を掲げ、人の暮らしをベースとした「互いにつながり合う大都会」という中国初のエコシステム構
私は、代官山という街がとても好きです。 代官山と言えば、真っ先に思いつく言葉は「オシャレ」という人も多いはず。しかし私が代官山を好きな理由は、その「オシャレ」さではありません。 代官山はまさに「まちづくりの最高傑作」。まちづくりを生業とする私は、この日本一オシャレな街ができるまでの過程と、関係者の情熱には何度も心を震わされました。 日本一オシャレな街も、元は普通のまちだった代官山の家賃相場はワンルーム・1K・1DKの部屋で13.53万円と、隣の渋谷駅近辺には及ばないものの、都内でも家賃が高いエリアです。 引用元:ライフルホームズ「東急東横線の家賃相場情報」 渋谷駅に近い、という利点もありますが、代官山駅自体は東急東横線にしかなく、乗り換えに便利な駅ではありません。家賃相場の価格=そのエリアの人気度と考えると、代官山には、その立地だけではない、まちとしての魅力が確かにあります。 都会の喧騒か
世界150都市のスタートアップ・エコシステムを調査して、パフォーマンス、投資額、接続度、市場リーチ、ナレッジ、人材といった観点から各都市を評価してランキングする「Global Startup Ecosystem Ranking 2020」で、東京が上位30位に初ランクイン。ベルリン(16位)や深セン(22位)、シンガポール(17位)などを抑えて、15位となりました。 調査レポートは6月25日に独立系の調査会社Startup Genomeが発表したもの。同社は過去10年にわたって世界中のエコシステムを研究していて、スタートアップデータベースのCrunchbaseやTNWといったメディアとパートナーシップを組んでいます。 東京の評価が高いのは「ナレッジ」(Knowledge)や「ファンディング」です。ナレッジというの研究・特許です。一方、評価がきわめて低いのは「接続性」(Connectedne
ふとタイトルのようなことを思ってツイートしたのだ(from ベルリン)。 人それぞれに街の好き好き、向き不向きはあって、私はベルリンやニューヨークが好きです。日本人だから日本、エンジニアだからシリコンバレーじゃなくて、住む場所探しに真剣になってうろうろするのもいいんじゃないかな(^^) そんなことを思うベルリンの夕方。ベルリンいい…! akipponn on Twitter: "人それぞれに街の好き好き、向き不向きはあって、私はベルリンやニューヨークが好きです。日本人だから日本、エンジニアだからシリコンバレーじゃなくて、住む場所探しに真剣になってうろうろするのもいいんじゃないかな(^^) そんなことを思うベルリンの夕方。ベルリンいい…!" 続き。あ、もちろん京都もリンツも大好き。東京もちょっと好き。いっぱい好きなところがあったら移動して暮らす術を考えるのも一つの手だと思う。ハックしないとね
今後世界の人口は増え続け、更に都市への人口集中も加速することが予測されています。人口が集中する都市の未来、その都市での人々のライフスタイルを考えることは、現代を生きる我々のグローバルアジェンダとなっています。Innovative City Forum (ICF)は、「20年後の私たちはどのように生きるのか?」と...
都市経済学者のリチャード・フロリダ(Richard Florida)*1が、都市経済学者のエドワード・グレーザー(Edward Glaeser)に反論しています。一月前に、本ブログの「未来の巨大都市に住む人々の暮らしはどうなっているのか」の記事で、「R氏の3R・イン・Paris」のブログの「「Triumph of the City」と「The Future of Power」を読みました」(2012年1月15日)の記事から、エドワード・グレーザーの都市論の、「政府のなすべきことは、都市への人口流入を防ぐことではなく、社会的インフラを整備し、衛生環境を向上させること」、「人口流入を各種制度で幾ら制限しても人は都市に集まってきますし、そうした人々にチャンスを与えず、社会的インフラの不足を解決しない方が間違っている」、「人口流入や新たな住宅建設・インフラ整備を妨げるような規制はなくして、都市の空
米・グローバル・ランゲージ・モニターが「世界のファッション都市ランキング」のトップ50を発表した。2011年度は5年間首位を守り続けていたニューヨークを抜き、ロンドンが1位を獲得。ロイヤルウェディングやファッションデザイナーAlexander McQueenの影響が大きいと見られている。東京は昨年の14位から大幅に順位を上げ9位とトップ10入りを果たしたが、アジアの中では香港、シンガポールに次ぐ3位という結果となった。 グローバル・ランゲージ・モニターが独自に選出している「世界のファッション都市ランキング」は、インターネットやブログ、75,000もの印刷物、Twitterなどといったソーシャルメディアなどから割り出されている。2011年度はその地域特有のスタイルやファッション産業への貢献などを含めた総合的な成長を認識するため、ランキングを50都市へと拡大した。 1位を獲得したロンドンは、4
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