気になったキーワード「アンチフラジャイル」について調べてみた。また類似の概念「レジリエンス」との違いについての現時点の理解とそれについて思ったこと。 アンチフラジャイル 自分がこのキーワードを知ったのはInfoQの記事なのだけれども、Qiitaにも整理された記事があったので、あわせて読んだ現時点での理解は以下の通りである。 「アンチフラジャイル」というキーワードはブラック・スワンで有名なタレブ氏が2012年に書いたその名も「Antifragile」が元になっている。同書はもちろんソフトウェア開発ではなく経済的な観点で書かれているが、この考え方をソフトウェア開発に適用するというアイディアがある。 旧来の手法で開発されたソフトウェアは、「フラジャイル」もしくは「ロバスト」である。つまり、突発的な事象に対して脆弱(フラジャイル)か、よく検討された異常に対してのみ対応できる(ロバスト)状況である。