昨日も書いたが、アメリカの教育では、事実と意見の分離、根拠の薄い意見等の、怪しげな議論をしっかり排除するスキルを叩きこんでいる。 一方日本では、相変わらず、教わったことを忠実に再現したら、良い生徒と言うことらしい。このような、生徒たちに新しいことを生み出す力があるのだろうか?しかも、日本の政治には建前と本音の2元構造がある。これがあるから、あまり考えて批判的な生徒は困るのかもしれないが、国を動かすレベルまで、このような優等生ばかりで、本質を考えなくなってしまっているのではと危惧する。 ちょっと時代をさかのぼって、旧日本軍の指揮官たちがどのような考えに、おしこめられていたか、例を示してみる。 海軍の例: 海軍一の名司令官が、軍艦の艦長の時ある演習で、相手の軍艦からの砲撃を上手に避けながら、攻撃して勝利判定となった。しかしながら、上層部より、『逃げるとは大和魂がない』と叱責を受けた。 陸軍の例
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