覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された女優・酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=が10日午前、送検された。警視庁組織犯罪対策5課は、夫・高相祐一容疑者(41)の逮捕で気が動転し、出頭を迷ったとの見方を強めており、積極的に逃げる意思はなかったとして取り調べを続けている。さらに、所持が微量(0・008グラム)であるため、起訴猶予となる可能性が出てきた。 土砂降りの中、酒井容疑者は拘置されている東京・湾岸署から送検された。報道陣約50人から、無数のフラッシュを浴び、酒井容疑者を乗せたワンボックスカーが出ていった。 警視庁によると、酒井容疑者は「昨年夏、夫に覚せい剤を勧められて以降、数回吸った」と供述。吸引用のストロー42本とガラスパイプ1本を押収、付着物のDNA型が酒井容疑者と一致したことも分かった。酒井容疑者が単独で使用していたかどうかも捜査している。 空白の6日間の足取りも分か