夏の節電対策で、岐阜県は15日までに、庁内の電力消費量がピークとなる午後1~3時に「シエスタ休暇」として、時間単位で年次有給休暇を積極的に取得するよう全職員に呼び掛ける方針を決めた。 期間は7~9月で、欧州で社会的に認められている午後の休息や昼寝を意味するスペイン語にちなんだ。県は「個人の判断で(緊急の業務がないなど)休める人は休んで」としている。 ポロシャツやチノパンでの執務、パソコンやコピー機の使用抑制、午後の早い時間に会議など電力消費の少ない業務を行うなど他の対策と併せ、午後1~3時の電力使用量を例年比で20%削減を目指す。 節電対策のアイデアを職員に募集し、寄せられたという。