岩手県久慈市小袖地区の驚きを表す方言で、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブームとなった「じぇじぇじぇ」が、「新語・流行語大賞」の年間大賞の一つに選ばれた。 物語のモデルとなった同市や被災地では、地域の方言の価値を全国に知らしめ、被災地への関心を高めてくれたドラマに感謝の声が上がった。 脚本を担当した宮藤官九郎さんも取材で訪れたという同地区の「小袖北限の海女の会」の大向広子会長(53)は、「実は放送開始まで、恥ずかしくてあまり使っていなかった」と明かす。子供の頃、じぇじぇじぇと言うと友だちにからかわれたという。しかし、放送で好意的に取り上げられ、今では会話で自然に出るように。「方言や地域の魅力を引き出してくれたあまちゃんに感謝です」と話した。 久慈市観光物産協会の中塚勝則事務局長(60)は、「『じぇじぇじぇ』に明け暮れた1年でした」と振り返る。放送は4月1日に始まり、2日にじぇじぇじぇが
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