電子ブックを活用している人は増えつつある。多くの書籍を1つのデバイスに入れて、持ち運べるし、読みやすさも向上している。だが、「紙の本ほうが、内容が頭に入るんだよね」という人も多いだろう。どうやらそれは、本の“厚み”とページをめくるときの感覚に関係しているようだ。 ノルウェーのスタバンゲル大学、フランスのエクス=マルセイユ大学の研究者が同じ書籍を紙媒体と電子ブックで読んだ場合の理解度を比較する研究を行い、先月、イタリアで行われた学会で結果が発表された。 紙の書籍 vs Kindle 被験者は50人の大学院生。読書習慣や、タブレットの利用度は全員同じくらい。彼らを2つのグループに分け、一方にはペパーバッグで、もう一方には電子ブックリーダー(Kindle DX)でアメリカの推理作家エリザベス・ジョージの短編(フランス語訳)を読んでもらい、読むのにかかった時間、読書中の感情的な反応を記録した。 ま
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