2018年度から継続的に実施しているスキル変革等に関する調査から、大人になってから学んでいない方が多いという結果が浮き彫りになりました。そこで、大人が学ぶためにはどのように取り組めばよいか「考えるヒント」をパターン・ランゲージ(注釈1)として、30のパターンで整理しました。 「大人の学びのパターン・ランゲージ(略称まなパタ)」は、学び続けている実践者の方々にインタビューでお話を伺い、その考え方や工夫、課題を整理し、抽象化することによって制作しています。
神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞) “KO本”とは「かながわ・おもしろ・本」「Knock・Out・された本」「これは・おさえておきたい・本」。 会員が、この1年間に自分で読んで「おもしろい!生徒にもすすめたい!」と思った本。です。 ▼KO本大賞をもっとくわしく『KO本大賞Q&A』2023年版▼ …そのほかのデザインでも見られます(内容は同じです) 「麻輪違」 「梅」 「青海波」 第17回KO本大賞 生徒作成ポスター 2024/01/09更新 *画像をクリックすると拡大版(png)で見ることができます。 イラスト:あらかわ (神奈川県立三浦初声高等学校) 宮島未奈様から直筆メッセージをいただきました! 2023/12/22更新 *画像をクリックすると拡大版(jpg)で見ることができます。 第17回KO本大賞 POP&しおり 2023/12/22更新
ある媒体に教育論を寄稿した。あまり人目に触れることのないマイナーな媒体なので、ブログに採録しておく。 そちらの編集部から教育について寄稿をお願いされたので、「いつも同じ話をしているので、改めて書き下ろすようなことがありません」とお断りしたら、「ありものの使い回しでもいいです」ということだったので引き受けた。でも、さすがに「ありものの使い回し」で原稿料頂くのは良心が咎めて、結局全部書き下ろしてしまった・・・でも、書いている人間は同一人物なので、中身は「いつもと同じ話」である。 教育についての個人的意見を記す。 もう20年近くほとんど同じことを繰り返し訴えている。20年近くほとんど同じことを繰り返し訴えなければならないのは、私の主張が同時代日本人の同意を得ることができないからである。だから、以下に私が書くのは「日本社会のマジョリティによって受け容れられていない主張」である。 私が言い続けてきた
25年間、僕はフリーライターとして取材の仕事をしてきた。 前半は児童虐待・家出・自殺・ひきこもり・精神科医療・貧困化などの社会的課題を中心に取材し、後半はそれらの社会的課題の解決を試みるソーシャルデザインやソーシャルビジネスを中心に取材してきた。 それに伴う相談事業も手がけてきた。 そうした経験の中で、社会的課題を解決できる仕組みを作るには、その課題によって一番苦しんでいる当事者のニーズを最も優先して知る必要があることを思い知らされた。 古い考えで解決の仕組みを考えても、結局は当事者の周囲の人間たちを安心させるばかりで、当事者自身にとっては満足度の低い結果しかもたらさないことに気づかされたのだ。 ここでは、数ある社会的課題の中でも、日々深刻さを増しているものの一つである「長期のひきこもり」について思うところを書いてみよう。 まず、ひきこもりをめぐる何が、解決を必要とする「課題」なのか? そ
書かなくてはならないという強い脅迫感でこれを書いています.いや,書き貯めています.皆さんは,大学教員というものがどのような職業であり,日々何をしているのか,よく解っていないと思います.ややもすると,知りたくもないかもしれません.そこで,私が見聞きした,大学教員の実態を赤裸々に暴露したいと思います.ただし,全てフィクションであり空想であり妄想です.所属機関とは一切関係ありませんし,特定の人物とは一切関係ありません.信じるかどうかは,あなた次第であると言えましょう.事実は小説よりも奇なり. 大学教員は寂しい 大学教員は特殊で,同期が数十名から数百名もいる新卒一括採用の企業とは違い,同期は少ないです.しかも,同僚も少なく,企業でいうところのBU程度の人数しかいません.さらに,その数少ない同僚とも,話す機会はほとんどなく,運が悪ければ,1週間誰とも会わないなんてことは珍しくありません.つまり,職場
立教大学の歴史は、米国聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズが1874年に創立した「立教学校」から始まります。キリスト教が厳しく弾圧されていた時代に聖書と英学を教える私塾を開くのは、計り知れない苦闘があったことでしょう。それでもウィリアムズは教え伝えること自体が自分の使命だと確信し、需要のない中でも教育を行う道を選択しました。145年以上を経た現在においても、その姿勢は失われていません。立教大学は世間のニーズに応える形で教育を展開するのではなく、「普遍的真理を探究し、この世界や社会のために働く者を生み育てる」というミッションのもと、人類が築き上げてきた知の体系とそれらを社会に還元していく力をもつ人を育む場として存在しているのです。 本学の教育方針の基軸であるリベラルアーツは、単なる教養教育などではありません。人類が長い歴史の中で探究してきたいまだ到達し得ない理想——それを追い続ける
首長は育児休暇を取るべきか否か、という論争がにわかに盛り上がっている。結論はともかく、“イクメン”が話題になるのはいいことだ。なぜなら男性が育児休暇を取ることの社会的インパクトは大きい。イクメンは「終身雇用、専業主婦」を基本としてきた戦後日本の雇用慣行を変え、ひいてはコミュニティや教育のあり方にも影響を与える。 イクメンが先か、雇用慣行の見直しが先か 欧米社会ではイクメンが普通だ。そのことで家庭や会社だけでなく、コミュニティや社会のあり方も違ってくる。筆者が米国で生活していたころの見聞を基に考えてみたい。 (1)米国企業には残業や飲み会の慣行はない。日本でも働き盛りの20~30代男性が早く帰宅すると、こうした慣行はなくなるだろう。女性はもともと趣味や勉強、ショッピング、あるいは家事のためにさっさと帰宅する。オジサンだけ会社に残っても仕事にならないし、部下を連れずに飲みに行っても楽しくない。
ラーニングデザイン・アソシエーションは7月22日、企業内でのIFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)の研修などに利用できるボードゲーム「PACIOLI(パチオリ) IFRSキット」を8月下旬にAmazon.co.jpなどで発売すると発表した。社内のIFRS人材の育成に利用できるという。価格は未定。 IFRSキットは、同社が1994年から販売している財務会計教育ツール「PACIOLI パチオリ」の最新版「PACIOLI パチオリ 7」にIFRSの財務諸表を図解する「PACIOLI インターナショナル・ファイナンスシート」を組み合わせた内容。IFRSの概念フレームワークに含まれる5つの要素も組み込まれている。ワークショップ形式のシミュレーションやディスカッションに利用でき、IFRSの概念フレームワークや財務諸表を理解できるという。 同社では「IFRS経営では、現場のリーダーにもこれまでのP/
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月15日、「新入社員等研修向け情報セキュリティマニュアル Rev.2」と「新入社員等研修向け情報セキュリティクイズ」を公開した。無料でダウンロードできる。 「新入社員等研修向け情報セキュリティマニュアルRev.2」は、2009年に公開した「新入社員等研修向け情報セキュリティマニュアル」を最新の動向もふまえて研修などで利用しやすいよう改訂したもの。 ひんぱんに見られるインシデントの例や実際の被害例などを挙げ、インシデントの原因と対策、新入社員が起こしがちな問題への対策などをレクチャーする内容となっている。また、補助教材として、日常的な場面でのセキュリティ対策の知識が身についたかをチェックできる「情報セキュリティクイズ」も合わせて無償公開した。
ウルシステムズ 林です。ご無沙汰しています。また前回から時間が空いてしまいました。今回は前回の続きになるのですが、なかなか書ききれず、放置している間に時間が経ってしまいました。 さて前回は、システム開発の経験のない経営者やマネージャには、現場のエンジニアが当然だと思っていることが伝わらない場合があることを紹介しました。それを抜本的に解決する手段は、IT技術者が技術の言葉もビジネスの言葉も話せるバイリンガルになることだと書きました。 「そう言われても、それでは時間がかかりすぎる。今すぐにもう少し話が伝わるようにならないだろうか」。そう思われた方も多いと思います。「結局、経験しないと無理なんだよ」というのは1つの真理なのですが、現実問題として、経営者やマネージャに「これからシステム開発を経験しろ」と言うのも無理な話です。だからといって理解されないまま放っておくと、結局どちらも困ることになります
「学生のころ,もっと勉強しておけばよかった」---。あなたは社会人になってから何度このせりふをつぶやいただろうか。このせりふには,学生時代の怠惰への反省だけでなく,「将来仕事で必要だと分かっていたら勉強しておいたのに…」という悔しさも込められているように思う。 「日本の大学は,エンジニアの教育を企業任せにしすぎている」。シスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムのマネージャーであるシスコシステムズの長部謙司氏はこう話す。長部氏は,エンジニアを目指す学生は,学生のうちから様々な実務経験を積むことが大事だと考える。実務を通して自分の将来像を明確化することで,学生時代を有効な学習期間に当てられるのだという。「新入社員の教育に1年も2年も費やしていては,企業の競争力が弱まってしまう」(長部氏)。 シスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムは,ルーターやスイッチなどの実機を使ったネットワーク
2009年1月、Cyan設計者 林拓人氏とLispの伝道師 竹内郁雄氏との対談「Cyanを設計した高校生、5カ月で5つの言語を習得」が大きな反響を呼んだ。その原因の1つは、竹内氏が発したひと言「わたしの持論ですが、国語ができる(=日本語できちんとした文章が書ける)人じゃないとプログラムは書けない」だ。これについてネットでは同意する意見が多かったものの、記事中で根拠が明らかにされていなかったため議論が紛糾した。そこで編集部は竹内氏に詰め寄り、「わたしの持論」について詳しく説明してもらうべく寄稿をお願いした。国語力とプログラミング力には本当に相関関係があるのだろうか。 事のいきさつ~Cyan設計者 林くんとの対談で発してしまったひと言が思わぬ反響を呼ぶ Cyan言語で経済産業大臣賞を受けた開成高校の林拓人くんと対談(「Cyanを設計した高校生、5カ月で5つの言語を習得」)しているうちに、つい調
高等学校の学習指導要領が10年ぶりに改訂され、3月9日に 告示された。新学習指導要領では、「生きる力」を育むことを目的とし、具体的な手立てとしては、道徳教育や体育、芸術、文化に関する教育の充実に加え、「基礎的・基本的な知識・技能の習得」、「思考力・判断力・表現力等の育成」が謳われている。 教科「情報」の課題 さて、高等学校においては、平成15年度より普通教科「情報」が設置され、情報化社会におけるリテラシと基礎技術の習得が目的とされている。ところが、現状においては、この教科「情報」はさまざまな問題を抱えている。 まずもっとも大きな問題は、専門的に教えることができる教員が絶対的に不足していることである。実際、情報技術を専門的に学んだ教員が学校にいることはむしろ少なく、他の教科を専門とする教員が兼任し、対応に苦慮しているというのが現実であろう。この結果として、また、大学受験での科目としてはいまだ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く