同サービスを公開するに当たって同社CEOの曽根岡 侑也氏は「日本語の自然言語処理が本当にこの3年で劇的に進化たことを体感してほしかった」とその意図を語る。 「従来、日本語の言語処理は複雑で困難とされてきたが、現在は人間を超える成果も出しつつある。それにもかかわらず過去の『品質が十分ではなかった時代の苦い体験』からか、この劇的な進化を知らない人があまりにも多い」(曽根岡氏) AIブームが過熱気味だったこの数年は日本語の自動応答AIなどが多数提案されてきたことから、何らかのソリューションの導入を検討した経験がある読者もいるだろう。その際の品質評価で「限定的な用途でしか使えない」と判断したかもしれない。曽根岡氏はその時の判断をアップデートする時期が来たと訴える。 ELYZAは東京大学松尾 豊教授の研究室からスピンオフしたベンチャー企業で、日本語の自然言語処理を得意とする「ELYZA BRAIN」