日本語入力ほど面倒な操作はありません。ローマ字入力の場合,ひらがなを入力するためには複数のキーを組み合わせる必要があります。さらに漢字に変換するには,変換キーを何度か押して候補を選択しなければなりません。 予測・補完インタフェースがあれば,このような面倒な操作から解放されます。ユーザーは「お」と入力するだけで,入力システム自身が過去の履歴や現在の文脈などを総合的に考慮し,「お」から始まる「おはようございます」「お元気ですか」といった候補をユーザーに提示します。ユーザーは候補から選択するだけでよく,キーストローク数を減らせます。 このような予測・補完インタフェースはAjaxの格好のアプリケーションです。例えば,Google Suggestは,ユーザーが入力した部分的なクエリーから完全なクエリーを次々と予測・補完してくれます。Gmailでは,メール・アドレスの先頭の数文字を入力するだけで,該当
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