このエピソードは、自分に批判を加えた相手の名前も素性もわかっていることを前提としている。 はあ!? 「このエピソードは」そんなことを「前提としている」かあ!? 「自分に批判を加えた相手の名前」や「素性」など分かろうが分からなかろうが、あくまでも批評に対する表現者のあるべき態度を示したに過ぎないんじゃないのかあ!? しかし、いまや、クリエイタたちは、高名な評論家の正々堂々とした批評以上に、ネットにあふれる批判や、時には誹謗としかいいようがない意見に頭を悩ませているように思える。 はあ!? 確かに、神様が処女じゃなかったことを巡ってバカ騒ぎが起こったことからも分かるとおり、「誹謗としかいいようがない意見に頭を悩ませている」ことはあろうが、それは単なる「誹謗」であって、「正々堂々とした批評」ではないんだろ? だったら、それは別の話じゃねえか。藤子不二雄が問題としているものではねえじゃねえか。 こ