「作家に対する批判」はアリやナシやで一部が盛り上がっている様子。読者の立場からすると、極論といいますか、断絶通告に近い意見が出ています。 「感性は違うんだから読者の意見など所詮独善」と斬った上で 以上のことを理解した上でまだ好きな作家に批判をしたいのでしたら、ご自由にどうぞ。ただし、あなたが批判だと思っているそれは、作家にとっては往々にして無責任なヤジのひとつにすぎず、担当する編集者にとっては迷惑以外の何物でもないということは覚えておいてください。 なんというか。中学生同士が論じるならこれ以上ない正論ですが、編集者が読者にこういうことを言う時代が来たか、と万感胸に迫る思いです。モーツアルトの例を引くまでも無く、「作品」を論じるときは「作者の人格」を考慮してはいけないと思っていたのですが、「この作者はこのくらい言っても大丈夫かなぁ」と考えながら感想を書かなければ、連載が途絶えかねないような世