合格率も高く,ITSSのスキルレベルもITパスポート同等のものであるため,比較的とっつきやすい試験だと感じております. なぜ受けるべきか 「知識をつけたいなら参考書を読むだけで十分」「資格試験は取るだけでは実務に活かせる部分が少なく意味がない」等々,色々な意見があるのは重々承知していますし,どれも間違いではないと思います. ですが,「学習を進め,知識の習得率を測るために試験合格をゴールとする」ことは大変有意義なことだと私個人は思います.その理由を以下に2点述べたいと思います. セキュリティの体系的な知識は知ろうとしないと身につかない まず大前提ですが,受け身で学習していても部分的な知識しか身につきません. 受け身でいる場合,ニュースで見るようなセキュリティ事故やSNSで閲覧する表層的な知識くらい得ることができません.情報収集がしやすい反面,体系的に学ぶことができないのが欠点です. これは,