「ChatGPT」などを手掛ける米AI研究企業OpenAIは1月31日(現地時間)、テキストが人間が書いたものかAIが書いたものかを判定するツールを無料公開した。英語で書かれたテキストでのテストでは、人が書いたテキストを誤ってAI生成テキストと判定したのは全体の9%だったという。 同社は2019年にも同様の判定ツールを公開しているが、新ツールの信頼性は大幅に向上したとしている。 不完全ながらもこのツールを公開したのは、フィードバックを得るため。フィードバックも反映させつつ、AI生成テキスト検出ツールの改善を続けていく。 ツールはまだ不完全で制限事項も多く、OpenAIはこのツールを「主要な意思決定ツールとしてではなく、(AI生成かどうかを判定する)他の方法を補完するものとして」使うよう求めている。 1000文字以上ないと判定できない。また、英語以外の言語では精度が大幅に下がる。コード(プロ
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 中国の上海財経大学などに所属する研究者らが発表した論文「How Close is ChatGPT to Human Experts? Comparison Corpus, Evaluation, and Detection」は、ChatGPTと人間の専門家が答える内容のそれぞれの特徴や違いを調査した研究報告である。 2022年11月のリリース以来、OpenAIのChatGPTは自然言語処理(NLP)コミュニティー含め、学術界や産業界など多くの分野で注目を集めている。有用性の面でこれまでの公共チャットbotを大幅にしのいでおり、さまざまなところで活用され
Takuya Kitagawa/北川拓也 @takuyakitagawa 近年のAIの進化は実は理解されていない。 ChatGPTを筆頭に、信じられないレベルでAIが進化している。 そう、本当に信じられないレベルなのは、なぜAIがこんなにも「急激に」質が良くなったかを、誰も説明できないからだ。 おそらく発明した研究者本人たちですら。 どういうことか。 1/n 2023-01-29 10:51:36 Takuya Kitagawa/北川拓也 @takuyakitagawa AIの精度を定量化したとき、数年前までは研究の進化と共に、少しずつ精度があがっていった。 研究の進化とは 1. モデルやアルゴリズムの進化 2. 計算量の増加 3. データ量の増加 などだ。10年ほど前にAIがもてはやされた時は、Deep Learningといったモデルの進化が重要だった。 2/n 2023-01-29 1
ペンシルバニア大学ウォートン校の教授が、人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」に一般的な経営学修士課程(MBA)の最終試験に解答させて採点したところ、「B」評価の合格点に相当すると報告した。 ウォートン校で運用・情報管理を教えるChristian Terwiesch教授はChatGPTについて、「基本的な運用管理およびプロセス分析の問題で、素晴らしい解答」を作成すると述べた。 「答えが正しいだけでなく、説明も優れている」と、同教授は新たに公開された報告書に記した。 だがTerwiesch教授は、ChatGPTが「小学6年生の算数レベルの比較的簡単な計算で、驚くようなミスをする」と補足し、より高度なプロセス分析の問題には今のところ対応できないとしている。その一方、ChatGPTの現行バージョンは、人が出すヒントに応じて答えを修正し、正しい解答にたどり着くことが可能だ。 「この能力を
AIでユニットテストを自動生成。リファクタリング、ドキュメントの生成、バグの検出なども行う「Refraction」登場 ChatGPTに代表される自然言語やプログラミング言語のコードを理解するAIを用いてコーディングの支援を行うツールがまた新たに登場しました。 Refractionは、示されたコードから自動的にユニットテストを生成するほか、コードのリファクタリング、ドキュメントの生成、バグの検出などを行います。 Updates! https://t.co/9otFTI7nh0 is now https://t.co/MtN5JgnetI. Building out many utilities. You can... Generate unit tests Generate inline documentation Refactor your code Added a $5 / month
法律は言語の使用に大きく依存する分野だ。法令や規制、契約、特許、司法判断などの文書を継続的に作成し、膨大な量のテキストデータを生成している。 他方で、OpenAIのGPT(Generative Pre-trained Transformer)などの登場により大規模言語モデル(LLM)が注目されてきた。最近ではGPT-3.5と呼ばれる「text-davinci-003」モデルが開発されており、GPT-3.5シリーズのモデルを微調整したテキスト対話モデル「ChatGPT」が登場し、一部で話題となった。 法律用語の複雑な性質とGPT-3.5の一般的なタスクパフォーマンスに関する学習を考えると、GPT-3.5のような最先端のLLMが、法律タスクに成功できるかどうかは未知の問題である。 この問題を評価するために研究チームは、NCBE(National Conference of Bar Examin
米AI研究企業OpenAIが、AIチャットサービス「ChatGPT」のAPIを間もなく公開すると発表した。利用希望者の申し込み用のページも公開している。 米AI研究企業OpenAIは1月16日(現地時間)、AIチャットサービス「ChatGPT」のAPIを間もなく公開すると発表した。利用希望者の申し込み用ページも公開している。申し込みには名前、メールアドレス、会社名(任意)、利用目的などの入力が必要。 ChatGPTは22年12月に登場したAI言語モデル。現在はプレビュー版として、テキストで質問を投げかけるとAIがその回答を表示するサービスを提供しており、その精度からSNSなどで話題を集めている。日本語にも対応しており、例えば「ChatGPTとはなんですか?」と聞くと以下のような答えが返ってくる。 「ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型自然言語生成モデルです。このモデルは、対話文や
マイクロソフト、GPT-3.5やDALL・E 2のAIモデルを含む「Azure OpenAI Service」正式に提供開始。まもなくAzure上で学習させたChatGPTなども実行可能に マイクロソフトは、同社のクラウドサービスMicrosoft Azure上でOpenAIによるAIモデルを基にしたサービス「Azure OpenAI Service」の正式な提供開始を発表しました。これまではLimited Accessとして限られたユーザーのみ利用可能でした。 Azure OpenAI ServiceのAIモデルには、自然言語による高度な対話などを実現するGPT-3.5、自然言語からプログラムコードを生成するCodex、テキストから画像を生成するDALL・E 2などが含まれています。 Just in—new AI models on Azure OpenAI Service empowe
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 2022年はChatGPTやAI画像生成など面白いサービスが出てきてすごく興味深い1年でした。 こういったAI系は引用元など色々問題提起あったりしますが、世の中の技術がまた一歩進んだ感じがしてわくわくしています! 本題 話は変わるのですが、ドイツで生活してそれなりに経つのに未だにドイツ語の電話が苦手です。 長く住んでる友達ですら「電話は苦手!」と言うので、私は一生成長できないのでは?と感じています。 結局言語なんて伝わればいいんですが、「本当にこのドイツ語文章であってる?もっと良い言い方はないのか?」という日々細かい疑問があり、それを気軽に相談できる人がほしいと考えてました。 そこで見つけたんです…… ChatGPT様だ! https://chat.openai.com/ ChatGPTはOpenAIがリリースした対話型のA
ChatGPTのヤバいところは、論理処理が必要だと思っていたことが、じつは多数のデータを学習させた確率処理で解決可能だと示したことだと思います。 たとえば、このように正規表現にマッチする文字列を生成するには、特別に専用の論理処理が必要だと思っていました。 前のブログのときには特殊処理が必要だと考えてましたね。 ウソはウソと見抜ける人じゃないとChatGPTを使うのは難しい - きしだのHatena けど、123_45678world.mdはマッチするのにマッチしないと言っているので、そのような誤りが入ることを考えると、どうも確率処理だけでやっているようです。 考えてみると、3層以上のニューラルネットであれば論理素子を再現できるので、ディープラーニングで論理処理を模倣することは可能なんですよね。 バックプロパゲーションでニューラルネットの学習 - きしだのHatena そもそも論理は、多数の
テキストから画像を生成できるAIお絵描きアプリ「AIピカソ」を提供するAI Picasso株式会社(本社:東京都港区、代表者:冨平準喜)は、かわいいイラストで有名なフリーイラストサイト「いらすとや」(運営:みふねたかし)と提携し、いらすとや風のイラストを生成するAIモデル「AIいらすとや」をリリースしました。 AIいらすとやについて 「AIいらすとや」は、AIでいらすとや風のイラストを生成することができるAIモデルです。高品質な画像を自由に生成できるAIピカソの画像生成技術を活用し、いらすとやのかわいいキャラクターたちを学習した専用のAIモデルを開発することで、テキストを入力するだけで、誰でもほしいと思った状況のいらすとや風の画像を無料で生成できるAIモデルを実現しました。 いらすとやは、様々なシチュエーションのかわいいキャラクターが素材化されており、多岐にわたり利用されています。AI
11月30日(米国時間)に公開されたAIチャットbot「ChatGPT」のユーザー数が、5日時点で100万人を突破したと、このbotを開発した米OpenAIのサム・アルトマンCEOがツイートした。 ChatGPTは、テキストで質問を投げかけるとAIがその回答を表示するサービス。プレビュー期間である現在は、OpenAIのアカウントがあれば、誰でも無料で利用できる。日本語でも使えることから、日本でも話題だ。 アルトマン氏は「ずっと無料で使えますか?」という質問に対し、「どこかの段階で有料にしなければならないだろう。(インフラの)コストは涙が出るほどかかっている」と答えた。 イーロン・マスク氏の「チャット当たりの平均コストは?」という質問には「おそらく1桁セントくらいだ。より正確にコストを割り出そうとしており、また、最適化にも取り組んでいる」と答えた。 関連記事 ChatGPTによる回答をSta
大学生レベルの自由記述問題を解いたり、プログラムのコードを書いたりすることもできると話題の対話AI「ChatGPT」の内側に仮想マシンを作ることができると、AI企業・DeepMindのジョナス・デグレイブ氏が報告しています。 Building A Virtual Machine inside ChatGPT https://www.engraved.blog/building-a-virtual-machine-inside/ デグレイブ氏は、このことを同僚のフレデリック・ベッセ氏から教えてもらったとのこと。ChatGPTに対して伝えたのは「(ChatGPTを)Linuxターミナルとして動作させたいです。コマンドを打つので、ターミナルが示すべきものを返信してください。ユニークなコードブロック内のターミナルの出力だけ返信して欲しいです。説明は書かないでください。英語で何か伝える必要があるとき
プログラミング関連Q&Aサイトの米Stack Overflowは12月5日(現地時間)、AIチャットボット「ChatGPT」によって生成した回答の投稿を一時的に禁止した。ChatGPTによる回答に間違っているものが多く、「ユーザーにとって実質的に有害」だとしている。 ChatGPTは、OpenAIが開発した実験的なチャットボットで、コンプリートテキストジェネレーター「GPT-3.5」に基づいている。そのデモ版が1日に無料で公開されて以来、人気が高まっている。 Stack Overflowによると、ChatGPTが生成する回答が間違っている可能性が高いにもかかわらず、一見もっともらしく見え、かつ、回答が非常に簡単に生成できることから、投稿前に回答の正しさを確認せずに投稿している人が多数いるという。 数千件にも上るこうした回答の正誤を判断するために「専門知識を持つ誰かが確認しなければならないと
こんにちは!sakasegawaです! ( https://twitter.com/gyakuse ) 今日は今流行のChatGPTについて紹介します! ChatGPTとは OpenAIが開発するGPT-3(※)というめちゃくちゃすごい言語モデルをベースとしたチャットアプリです。 色んな質問にすぐ答えてくれます。 この記事ではさまざまな使い方を紹介します。 https://chat.openai.com/ ちなみにGPT-3関連では、noteの以下記事も便利なのでぜひ読んでみてください AIがコミットメッセージ自動生成!神ツール『auto-commit』『commit-autosuggestions』の紹介 ※正確にはGPT-3.5シリーズと呼ばれています ChatGPTの仕組みを考えながらプロンプトを作る手法はこちらに別途まとめています 文章 質問-応答 〜について教えて Wikiped
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