かつてWindowsでテキストファイルといえばシフトJIS形式のものが大半だった。しかし最近では、UTF-8形式のテキストファイルも普通に見かけるようになってきた。世の中はUTF-8が主流になりつつあると言っていいだろう。 しかし、WindowsでUTF-8を使うと、ちょっと困ったことがある。それは、エクスプローラーの検索欄などで用いるWindows Searchが、UTF-8にはしっかり対応していないのである。正確に言うと、Windows Searchはファイル先頭に「BOM」のあるUTF-8は認識して正確にインデックス化し、ファイルの全文検索が可能になるが、BOMのないUTF-8では正しくインデックス化できず、ファイルの全文検索はASCIIコードのみ可能で、日本語などの非ASCII文字では全文検索ができない。 同じ内容のテキストをUTF-8、UTF-8 BOM付き、UTF-16ビッグエ
エクスプローラーが「応答なし」になるとデスクトップも使えなくなる デスクトップは、エクスプローラーと同じプロセスで動いているため、エクスプローラーのフォルダーウィンドウが「応答なし」になると、デスクトップも反応しなくなってしまう。こうした状態の頻度がある程度高い場合、フォルダーウィンドウのプロセスをデスクトップと分離するとよい。その方法を紹介しよう。 「Windows 10」を使っていて、「エクスプローラー」でファイルをコピーしている途中やアプリケーションを起動しようとした際に、「応答なし」になってハングアップした状態になってしまった経験は誰にでもあると思う。しばらく待つとエクスプローラーの反応が戻り、作業が継続できることも多い。 この「しばらく待つ間」に別の作業をしようと、[スタート]ボタンを押しても、[スタート]メニューが表示されない。また、エクスプローラーの右上の[×]アイコンをクリ
マイクロソフトはオンラインで開催中の年次イベント「Ignite 2020」で、RPA(Robotic Process Automation)機能を強化したソフトウェア「Power Automate Desktop」のパブリックプレビューを開始すると発表しました。 「Power Automate」は2019年11月にマイクロソフトが発表したノーコード/ローコードツールです。Microsoft Flowと呼ばれていたサービス連携ツールをベースに、ユーザーの操作を記録し再現するRPA機能を追加したものでした。 参考:[速報]マイクロソフト、RPA機能を搭載した「Power Automate」発表。ユーザーの操作を記録、再現実行で自動化。Ignite 2019 マイクロソフトはこのPower AutomateのRPA機能をさらに強化する目的で、今年の6月にはRPA製品ベンダのSoftomotive
Windows上にTortoiseGitを導入してGitLab上のリモートリポジトリに接続するまでの手順のメモです。 リモートリポジトリ接続時にはSSH公開鍵認証を行います。 インストーラーのダウンロード 以下のサイトからGitクライアントをダウンロードします。 https://git-for-windows.github.io/ 以下のサイトからTortoiseGit本体と言語パックをダウンロードします。 https://tortoisegit.org/ Git for Windowsのインストール TortoiseGitは裏でGit for Windowsを使用していますので、先に入れておきましょう。 Git for Windowsインストーラーをダブルクリックで起動し、ライセンス情報を一読して次に進みます。 インストール場所はそのまま変更せずに次へ進みます。 要らなそうなコンポーネン
Macアプリ「Microsoft Remote Desktop」を使って、MacからWindowsへリモートデスクトップ接続する方法を紹介します。 リモートデスクトップとは、スマホ・タブレット・パソコンからWindowsをネットワーク経由で操作することができる遠隔操作機能のことです。 Windowsを接続先として設定する場合はこちらを参考にしてください。 Windows 11 リモートデスクトップを有効にするWindows 10 リモートデスクトップを有効にするWindows 8 リモートデスクトップの設定と接続する Macアプリ「Microsoft Remote Desktop」 まずは、こちらからMacアプリ「Microsoft Remote Desktop」をインストールしましょう。 MacからWindowsへリモートデスクトップ接続 それでは、Macアプリ「Remote Deskt
オンラインイベント「Microsoft Build 2020」を開催中のマイクロソフトは、「Windows Subsystem for Linux 2」(WSL 2)の正式リリースを発表しました。 WSL 2は、Windows 10でLinux互換機能を提供するWSLの次期バージョンです。 現行のWSLがLinuxカーネルシステムコールをWindowsカーネルシステムコールに変換するという実装で互換機能を提供するという仕組みなのに対し、WSLではこれを刷新。Windows 10内部に用意した軽量な仮想マシン内で本物のLinuxカーネルを実行することで、より高い性能と互換性を実現しています。 これによりLinuxコンテナなどもWSL 2で実行可能になります。実際、Docker社はWSL2に最適化したDocker Desktopをリリース予定です。 WSL 2は今月中にリリース予定のWindo
Windowsで[かな]と[英数]の入力モードを切り替えるときは[半角/全角]キーを使ってトグルする。これが近々Macと同じ方式に変わりそうだ。 マイクロソフトWindows Blogの12月20日公開版によれば、Windows 10 Insider Preview 18305では、IMEのオン/オフを切り替える設定を強化しているという。これにより、スペースバーの左右にある[無変換]と[変換]キーの動作が変わる。 従来は再変換などが割り当てられていたが、今回の変更により[無変換]はIMEオフに、[変換]はIMEオンとなる。つまり、MacやiOSのJISキーボードと同じだ。 同ブログでは「フィードバックに基づき、[変換] キーを IME オンに [無変換] キーを IME オフにする設定を既定にしています」と説明。Macと同じくスペースバーの左にある[無変換]キー(Macでは[英数])で英数
WSL(Windows Subsystem for Linux)とは? Windows 10ではLinuxのプログラムを実行可能にする「WSL(Windows Subsystem for Linux)」が利用できる。当初、このWSLは実験的なβ版(当時の名称は「Bash on Ubuntu on Windows」)として提供されていたが、Windows 10 バージョン1709(ビルド16299)以降では正式なOS機能の一つとなっている。 現在ではLinuxシステムとの互換性も向上した他、Microsoft Store経由でのインストール、Ubuntu以外のディストリビューションの提供、コマンドプロンプトからWSLのコマンドを呼び出し可能になるなど、機能も向上している。 Linxu環境をエミュレーションするWSL WSLはWindows OS上でLinuxの実行環境を実現するサブシステムで
Microsoftがアプリ戦略をアップデート 新形式「MSIX」でモダン化は進むか:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ) Microsoftが新しいアプリのパッケージング形式「MSIX」を提案。従来のデスクトップアプリ配信形式であるWindows Installer「MSI(.msi)」の後継となるだけでなく、「UWP(Universal Windows Platform)」のベースとなる「APPX(.appx)」の特徴も含んだスーパーセットとして機能する。 Microsoftが新しいアプリのパッケージング形式「MSIX」を提案している。米ワシントン州シアトルで5月上旬に開催されたMicrosoftの開発者会議「Build 2018」ではさまざまな発表が行われたが、このMSIXも注目すべきポイントの1つだ。 近年の同社は、Microsoftストアならびに、そこでのア
デルは、着脱式キーボード採用の12.5型2in1タブレットPC「New XPS 12」を2016年1月に発売することを明らかにした。詳細については、今後正式に発表するとしている。 XPS 12は米国で発売済みのハイスペックな2in1タブレットPC。国内販売モデルは仕様が異なる可能性があるが、米国モデルは12.5型で4K(3840×2160ピクセル/Adobe RGBカバー率100%)もしくはフルHD(1920×1080ピクセル)の液晶ディスプレイ(表面はGorilla Glass NBT)を選択可能だ。 第6世代CoreのCore m5-6Y54(1.1GHz/最大2.7GHz)、8GBメモリ(LPDDR3-1600)、128GBもしくは256GBのSSDを搭載する。GPUはCPU内蔵のIntel HD Graphics 515だ。 通信機能はIEEE802.11acの無線LAN、Blue
初期設定ではEdgeが規定のブラウザだが…… 前回、「Windows 10」で「Internet Explorer 11」を使用する方法を解説したが、特に設定しないままだと、ブラウザ以外の場面でWebサイトのリンクをクリックしたときや、Webサイトを参照するヘルプを開いたときなどに「Microsoft Edge」が起動する場合がある。 これは、Webサイトを開くときに使用するブラウザ(規定のブラウザ)がEdgeに設定されているためだ。Webサイトを開くときに任意のブラウザで開く設定をしてみよう。 規定のブラウザを変更する 規定のブラウザを変更するには、スタートメニューから「設定」→「システム」→「規定のアプリ」を開く。この設定項目では、さまざまな場面で、どのアプリケーションを使用して開くかを選択できる。 今回の目的であるブラウザの設定を変更するには、「規定のアプリの選択」の中にあるWebブ
いまや当たり前のように使われているWindowsですが、その最初のバージョンであるWindowsバージョン1.0を実際に使ったことがある人はほとんどいません。 わずかに当時のCMが残っているのみです。 プレゼンテーションをしているのはスティーブ・バルマー前社長。 最初にWindowsが発売されたのは1985年でした。 しかしその出来はお世辞にもいいとは言えません。 1年早く発表されたMacintoshと比べると対照的です。 WindowsがMacintoshに対して見劣りした理由は二つあります。 一つは、Macintoshがハードウェアごと設計されたものであったに対し、Windowsは既存のIBM PC/AT互換機で動かすためのものだったということ。 Macintoshは最初から32ビットCPUであるモトローラ68000を搭載していましたが、Windowsはすでに普及しているPC/
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く