レイナルド・ダグサ(Reynaldo Dagsa)氏が射殺される直前に撮影した家族写真に写っていた犯人。拡大したもの(2011年1月4日公開)。(c)AFP/Dagsa Family 【1月5日 AFP】フィリピンで射殺された政治家が、殺される直前、自分に銃口を向ける犯人の姿を偶然カメラに収めていた――。この写真がもとで容疑者が逮捕されたと、警察が4日明らかにした。 レイナルド・ダグサ(Reynaldo Dagsa)市議は1日、首都マニラ(Manila)郊外の自宅前で家族の写真を撮影していたところ、何者かに撃たれ、病院に搬送される途中で死亡した。 だが、ダグサ氏は、殺害される直前にシャッターを切っていた。メディアに公開された写真によると、カメラに向かってポーズをとる妻、娘、義母の後ろで、野球帽をかぶった男がダグサ氏にピストルを向けている。家族は男の存在には全く気づいていないようだ。 家族か