魔法使いがいたり、異世界を冒険したり、日常ではありえない非日常を描くファンタジー。世界的に有名なものならだれもがご存知かもしれませんが、今回は日本が誇るファンタジー小説について難易度別にご紹介いたします。 初級編:一太郎の周りは妖怪でいっぱい!謎解きファンタジー小説時は江戸時代、主人公の一太郎と、彼に仕える佐助、仁吉をはじめとする妖たちが繰り広げる謎解きファンタジーです。この人気シリーズは『しゃばけ』から始まり、2007年に手越祐也主演でドラマ化もされました。 主人公は、江戸にある長崎屋と呼ばれる大店の跡取り息子で、若旦那の一太郎。彼に仕えるのは、佐助と仁吉と呼ばれる手代のふたりです。一太郎からは兄のように慕われており、たいして彼らも一太郎が1番で2番がないと言うほど大事に思っています。 著者 畠中 恵 出版日 2004-03-28 そんな彼らは実は、人間の姿をしていますが人間ではありませ