お客様,あるいは社内でのコミュニケーションに苦労している人は多いはず。ユーザーのアナログな要求をデジタルなシステムに反映するというITの世界では,技術力の前に,まずはコミュニケーション能力が必要だ。そこで今回から5回シリーズで,ITプロフェッショナルに向けた,コミュニケーション上手になるための実践ノウハウを解説したい。 私は現在,ITベンダーの販促セミナーを専門的に企画・運営している。セミナーと言えば,大きな会場にたくさんの人数を集めて一方的にプレゼンテーションする形式が主流だが,私が担当しているのは10名ぐらいの少人数のお客様とじっくり議論する双方向スタイルのワークショップだ。 私はそこで議論の司会を務めている。このようなプロの仕切り屋をファシリテーターとも言う。お客様と近い距離で密度の濃いコミュニケーションができる。それだけに営業的には効果が高いが,ITベンダーにとっては高いコミュニケ
いよいよ幕開け、日本版SOX法を巡るドタバタ劇 「来年のネタはやっぱり、ソックスですかね」。 少し前、大手IT(情報技術)企業の取締役からこう聞かれ、答えられなかった。この質問に即答できるのは、一部のめざといIT企業と、公認会計士の方ではなかろうか。 筆者は質問の意味が分からず、「ソックスって何ですか」と聞き返してしまった。ソックスとはSOXのことだそうで、米国の企業改革法を指す。この法律は通称サーベンス・オクスレー法と言い、これをSOX法と略記することがある。筆者は「エスオーエックス」と読んでいたため、ソックスと言われてもぴんとこなかったのである。 ソックスは米国の法律で、米国市場に株式を上場していない日本企業にとっては関係ない。冒頭のIT企業取締役が聞いているのは、いわゆる日本版SOX法についてである。彼の質問を分かりやすく書き直すと次のようになる。 「2006年、日本のIT
東京証券取引所で11月1日、過去にない大規模障害が起きた。続く4日には名古屋証券取引所でもシステム障害が発生。いずれも午前の取引が完全停止した。単純作業における見過ごしが連鎖し、致命的な障害を生んでいる。役割分担が進んでいることが背景にある。 11月1日の午前6時30分。東京証券取引所(東証)の売買システムの中核である「株式業務サーバー」の立ち上げ処理が途中停止した。結局、システムが復旧し、売買を再開できたのは同日の午後1時30分のことだ。 この間、東証1部・2部とマザーズの上場株式2401銘柄に加え、転換社債型新株予約権付社債券(CB)、交換社債券のすべてが売買停止になった。「システム障害により全銘柄の売買が停止したのは初めて」(東証)。東証だけでなく、東証のシステムを利用している札幌、福岡の両取引所でも売買がストップした。 株式市場が活況を呈している最中の大規模障害だけに、一般紙やテレ
名古屋証券取引所(名証)は11月18日、相場報道システムの障害により今月4日午前の取引が完全停止した件について、金融庁に障害報告書を提出した。同取引所は同日午後5時からの会見で、システム障害が起きたのは、システム運用担当者(オペレータ)が起こした操作ミスが原因だったと説明した。 操作ミスを起こしたのは、富士通の子会社である富士通中部システムズが運用操作を外注した協力会社の社員。操作ミスにはすぐに気付いたものの、回避策の不手際と、その後の報告漏れが重なり障害発生を防げなかった。名証は、システムの開発・保守・サポートを富士通に、運用は富士通中部システムズに委託する契約を結んでいる。 名証でのシステム障害の直前(11月1日)には、東京証券取引所(東証)でもシステム障害が発生。この原因も、富士通が出した操作手順書の記載漏れだった。図らずも富士通は、わずか4日間に、人的ミスにより東証と名証の両取引所
11月18日に東京都内で開催された「CNET Japan Innovation Conference 2005 Autumn 次世代ウェブの検索サービスを探る」では、米GoogleインターナショナルプロダクトマネージャーのAngela T. Lee氏が講演の最後を飾った。検索市場の王者ともいえるGoogleの強さの秘密は、世界中の人の力を結集させるところにあるようだ。 Lee氏はGoogleのサービス開発姿勢について、ユーザーや外部の開発者と共に進めるのが基本だと話す。ベータ版で公開してユーザーからのフィードバックをもとに改良を進めたり、APIを公開して開発者を巻き込んだりするのがその一例だ。 たとえばウェブメールの「Gmail」は、数名の開発者が開発し、Googleの全社員が参加する「プロダクト・ディベロプメント・フォーラム」で議論したうえでベータ版をリリースした。その後、ユーザーから寄
日刊工業新聞は2006年2月より、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)とブログを組み合わせた技術者向けのサイト「てくてくjp(TechTech.jp)」を開始する。11月21日に明らかにしたもので、利用料金は月額315円となる。 コンテンツのコンサルティングおよびプロデュースはジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)が、システム開発はホットリンクが担当した。日本工業新聞社とJDC信託は、てくてくjpを運営する新会社を共同で設立する方針だという。 製造業やIT関連、生命科学、医療などに関わる技術者や研究者を主なターゲットとする。異分野の人たちがコミュニケーションをすることで、新たな技術開発や技能継承が進むようにする。初年度1万5000人、2年後に採算ラインとなる5万人の有料会員獲得を目標とする。なお、サービス開始から3カ月間は無料で使えるようにし、利用料金は年額課金とする計画
ココが変わった、新型「ニンテンドーDSi」--「ニンテンドーDS Lite」と比較 任天堂が11月1日に発売する新型ゲーム機「ニンテンドーDSi」はどんな点が新しいのか。既存のニンテンドーDS Liteと比較するとともに、新機能を紹介する。 2008/10/02 21:04 [パーソナルテクノロジー] 「iPhone 2.2」アップデートの概要が明らかに--App Storeのインターフェースなど変更 アップルは、新たな「iPhone 2.2」アップデートのリリースに向けて準備を進めている。Safariに加え、App Storeのインターフェース変更などが予定されている。 2008/10/01 07:12 [モバイル] 話題のスマートフォン、写真で見るBlackBerry Bold RIM製スマートフォン「BlackBerry」の新モデル「BlackBerry Bold」を20
「Web2.0という言葉が盛り上がる中、いままでのヤフーから新しいヤフーに変わる過渡期だと考えている」--ヤフーのリスティング事業部検索企画室室長である井上俊一氏は、11月18日に開催されたシーネットネットワークスジャパン主催のイベント「CNET Japan Innovation Conference 2005 Autumn 次世代ウェブの検索サービスを探る」(CJIC)で、ヤフーの現状をこのように表現し、いわば「ヤフー2.0」に向けて大転換するためのビジネス戦略や新機能、サービスについて説明した。 最初に井上氏は、10月のYahoo!検索のリニューアルについて話した。登録したサイトを表示する方式から、YST(Yahoo! Search Technology)を使ったロボット型のウェブ検索を標準にしたが、「リニューアルの背景をよく聞かれる。これまでのカテゴリー登録ではトップページが登録され
前回では,うつ病の判断基準やセルフチェックの方法,医療機関の選び方などについてふれました。それらの機関ではどのような治療が行われるのでしょうか。今回は,うつ病治療の実際について解説します。 うつ病の治療の基本は休養・薬物療法 うつ病と診断されたら,まず休養をとって過重労働から解放されることが不可欠です。ごく軽症の場合は,仕事を続けながらでも治療はできますが,そもそもうつ病になった原因の多くは仕事環境にあったりするので,やはり一定期間の休職を考えたほうがよいでしょう。 1〜3カ月間は休職し,ゆったりとした時間がもてる環境を整えます。具体的には,仕事関係を一切遮断するため,電子メールの自宅パソコンへの転送はストップしましょう。メールが常に読める状況では自宅療養の意味がなく,かえって焦りや不安を募らせるだけになってしまうからです。 なお自殺の危険性があるような重症の場合には,入院をしてもらうこと
この記事を完全に削除しようとしています。記事を削除すると、記事に関連付けられているコメントやトラックバックも削除されます。この操作を元に戻すことはできません。削除|キャンセル 「iCon」、今日の昼ごろ読み終えました。感慨深しであります。あの瞬間にこんなことがあったのね納得する箇所も多く、同時並行のドラマとしてアスキーやマイクロソフトの歴史とオーバーラップさせると面白いなぁ、なんて考えていました。 Appleの名前を最初に見つけたのは、この広告でした。 http://www.macmothership.com/gallery/MiscAds2/apple1b.gif 私の訪問していた、ロスアンジェルスにはApple Iを取り扱っている販売店は無く、数年後初めて訪れたパロアルトのBYTESHOPでApple Iの現物を拝んだことがあります。 このカタログを見ると、コンピュータLabを思い出し
18日のエントリでご紹介した「なぜあなたは不幸なのか」[PDF]ですが、非常に面白く、思わず労務屋ホームページの「労働雑感」で新しいエッセイを書いてしまいました。 というわけでメルマガも最新号を発行し、ホームページも更新しました。ここにも転載しておきます。 平成17年11月18日付産経新聞朝刊の1面トップで、「最も幸せな日本人像は/30都会暮らし専業主婦」という記事が掲載されました。大阪大学の筒井義郎教授らのグループが日本人の幸福度について調査した結果、そのような結果が出たのだそうです。 この調査は、性別や年齢、学歴、職業、居住地、所得や資産などといった個人の属性や、飲酒、喫煙、ギャンブルといった嗜好、さらにはさまざまな性格傾向などによって、「幸福感」の感じ方がどう違うか、ということを分析したものです。新聞記事では詳しいことはわかりませんので、元ネタの論文(筒井義郎・大竹文雄・池田新介(2
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