それぞれAKB48、ハロプロという、時代を象徴する二つのアイドルグループを世に送り出してきた二人のプロデューサーの仕事を、作詞という面から比較してみてみよう。 まず、秋元康。彼の詩作は、大きく分けて二つ。 1.気持ち悪い 2.凡庸 大部分はこのどちらかに当てはまる。 1.気持ち悪い詩の例 AKB48 『JK 眠り姫』 ずっと何歳(いくつ)になっても脱ぎ捨てたくない制服 いつか卒業をしてもJKのままでいさせて まだまだ固い殻の中 汚れていないその果肉 大事なものを守り続ける キスで目覚めて愛を知る日まで… AKB48 『女子高生はやめられない』 私たち 可愛いじゃん それなりのルックス スペシャルなんて言わないけど 平均以上じゃん 制服を着ていりゃ 勝ちゲーム ハナノシタ男達 一発ノックアウト! Teenage Teenage Teenage 売り手市場 女子高生はやめられない この夜はバラ