タレントでモデルの安西ひろこ(30)が、告白本「バルドーの告白」(30日発売)で、パニック障害を患っていた過去を明かしている。女子高生のカリスマモデルとして活躍中だった01年末ごろに同病で休業。その後、芸能界に復帰する08年末までの闘病生活や、90年代後半のグラビアアイドル時代のいじめの体験などを赤裸々につづっている。 昨年、7年ぶりに芸能界に復帰した安西には、暗い過去があった。96年のデビュー時から、グラドルとして活躍。99年からは「ひろ」と呼ばれるギャルのカリスマモデルとなり、浜崎あゆみと並ぶほどの人気を誇った。だが、華やかな舞台の裏では「家族と会えない、友だちもいない。私生活の時間もない。孤独でした」。やる気を失うと、激しいめまいや耳鳴りを患い始め、メニエール病と診断され、01年の連続ドラマ「スタアの恋」の撮影現場で、ついに倒れた。 自殺をほのめかすようになり、パニック障害と診断