水素は妖精、フッ素はメード 萌える化学解説書が人気2009年2月21日 印刷 ソーシャルブックマーク 「元素周期」を監修した満田さん。開いているページはロジウムの萌えキャラ。水溶液がバラ色になることから名がついた 覚えにくい化学元素は、特性ごとに擬人化したらいいのでは――。そんな発想から118の元素を美少女キャラに変身させた解説書「元素周期 萌(も)えて覚える化学の基本」(PHP研究所)が、人気を集めている。武蔵工業大で化学を教える満田深雪さんがイメージを伝え、33人のイラストレーターが筆を執った。 一番軽い水素はふわふわ浮かぶ妖精、表面加工に使われるフッ素はフライパンを携えたメード、金は女王さま、といった具合。ヒ素など毒性や危険度の高いものは近寄り難いキャラにした。1元素あたり見開き2ページのうち、イラストは1ページ大の扱いにした。 昨秋の発売後、すぐにネットで話題になり、3カ月で予想を