西日本旅客鉄道(JR西日本)は今年度内をメドに、関西国際空港に乗り入れる特急「はるか」の特別料金を引き下げる。1994年の関空開港以来、値下げは初。新大阪までの自由席は210円(18%)安くなる。関空と対岸をつなぐ連絡橋の使用料が下がることに対応する。南海電気鉄道も関空路線の料金減額を検討中で、鉄道アクセスが大幅に改善する。「はるか」は関空―京都間を1日24往復運行し、1日あたりの平均利用者数
公開された南海電鉄の特急「サザン」新型車両。左は旧型車両=9日午後、大阪市住之江区、矢木隆晴撮影特急「サザン」新型車両の運転席=9日午後、大阪市住之江区、矢木隆晴撮影報道陣に公開された南海電鉄の特急「サザン」新型車両。それぞれの座席下に電源が設置された=9日午後、大阪市住之江区、矢木隆晴撮影報道陣に公開された南海電鉄の特急「サザン」新型車両。空気清浄機が設置された=9日午後、大阪市住之江区、矢木隆晴撮影報道陣に公開された南海電鉄の特急「サザン」新型車両。多目的室も設置された=9日午後、大阪市住之江区、矢木隆晴撮影 南海電鉄は9日、大阪・難波と和歌山を結ぶ特急「サザン」に9月から使われる新型車両を報道陣に公開した。1985年に現在の車両がデビューして以来、サザンに新型車両が投入されるのは初めて。 女性従業員160人にアンケートした結果をもとに授乳や着替えができる多目的室を設けた。乗降口の
南海電鉄高野線高野下駅(九度山町椎出)のホームに、かつて車両に付けられた社章マークや、明治から昭和初期に製造された古いレールなどを展示するコーナー「南海思い出ミュージアム」が開設された。 展示ケース(幅2.6メートル、奥行き1.2メートル、高さ1.2メートル)にはレールを固定する「犬釘」や、実際に車両に取り付けられた社章の「羽車マーク」など19点が並べられている。 展示しているレールは5本。最も古い物は1897年製。長さは約55〜88センチで直接手で触れることができる。 高野下駅は、ホームの屋根を支える柱に外国製の古いレールが使用されていて、今回の企画に合わせて、製造会社名などが分かる刻印(3カ所)を研磨して見やすくした。南海電鉄では「駅全体をミュージアムとして楽しんでほしい」とPRしている。(燧正典)
新大阪―ミナミ―関空 新線「なにわ筋線」、計画再始動2009年2月15日 印刷 ソーシャルブックマーク JR新大阪駅とミナミを結び、関西空港へのアクセス鉄道として期待される新線「なにわ筋線」が実現に向けて動き出す。80年代に計画され長年凍結されていたが、国土交通省は近く、JR西日本と南海電気鉄道、大阪府、大阪市によるトップ会議を開き、建設に向けた基本合意を得る方針だ。3千億円規模とみられる建設費の3分の1は国が補助する方針で、10年度にも調査費の予算計上を目指す。 現在、大阪駅と関空とはJRで1時間程度かかるが、新線は30分程度への短縮を目指す。最近は府の橋下徹知事が「関空へのアクセス向上には不可欠」として建設に前向きな発言を繰り返している。国交省はトップ会議での合意後、事務レベルの検討会議を設ける。10年度予算にも建設の前提となる基本調査費を計上。数年かけて路線計画を詰め、事業費の概算や
京急・南海・関空スクラム 強力ライバルに対抗切符2009年2月13日 印刷 ソーシャルブックマーク 関空アクセスきっぷの発表会見。左から南海のキャラクター「ラピートくん」、通天閣の「ビリケンさん」、京急の原田一之取締役、関空の「カンクン」=大阪市内 東京の京浜急行電鉄、大阪の南海電気鉄道、関西空港が、割引切符「関空アクセスきっぷ」を共同で売り出す。12日に大阪市内であった記者会見には南海のキャラクター「ラピートくん」と関空の「カンクン」、通天閣の「ビリケンさん」も駆けつけ、新切符をアピールした。 品川(または横浜)―羽田空港間と関空―なんば駅間の片道切符がセットになっており、通常1360円の区間を千円で乗車できる。関空では飲食店で最大20%の割引や粗品プレゼントなどの特典も受けられる。3月1日から5月6日まで、品川、横浜、なんば駅などで販売する。 両電鉄は空港と都心を結ぶが、京急はモノレー
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