アメリカの先月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて2.7%の上昇となりました。上昇率は2か月連続で前の月を上回り、トランプ政権の関税措置による影響がじわじわと広がっているとの見方が出ています。 アメリカ労働省が15日に発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.7%の上昇となりました。 上昇率は前の月と比べて0.3ポイント高く、2か月連続で前の月を上回りました。 また、変動の大きい食品やエネルギーを除いたいわゆるコアの物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.9%の上昇で、前の月を0.1ポイント上回りました。 項目別の物価上昇率を前の月との比較でみると関税の影響を受けやすいとされるおもちゃが1.8%、スポーツグッズが1.4%、家具が1%、それぞれ上昇しました。 アメリカではこのところインフレが落ち着く状況が続いていましたが、トランプ政権の関税措置による影響がじわじわ
