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大屋雄裕に関するmohnoのブックマーク (48)

  • うかつメディア - おおやにき

    というわけで民主党が圧勝したわけだが、まあこれはこれで良かったのではないか。というのはこれなら責任の所在がどこにあるのかは明確になるので、良かれ悪しかれ評価はしやすいよねと。都議選のときのような微妙な勝ち方(第一党ではあるが多数党ではない)だと、まあそれは地方自治体の二元的代表制の問題もあるのだが、政権運営は第一党の数を使って妨害しつつ責任は「多数派ではないので」とか言って回避するという戦略があり得るので、それは困る。まあとにかく決定が行ない得る状況の方が、どうにもならないスタック状況よりはいいのではないかと思う。 このあたり、もちろん私自身の政治的preferenceは生活保守なので民主党の掲げる施策のほとんどに賛成できないのだが、しかしpreferenceどうこう言えるのはシステムが存在し動作している限りにおいてなので、ないよりはあった方がまし。Twisted Diet論文に関して某先

    mohno
    mohno 2009/09/02
    「新聞には公正中立義務は存在しない」<聖教でも赤旗でもない産経新聞が「中立でない」と表明してしまうことが問題なのでは? 「ジャーナリズムの役割を果たしていきたい」と「思う通りにさせない」はだいぶ違う。
  • ドンキホーテの幸福 - おおやにき

    経済学に関するを出版社から頂いたので(ありがとうございます)読み始めたところ「近代経済学は相対性理論と熱力学の第二法則に反している」とか書いてあって何のことかと思えば需要曲線と供給曲線の交点として価格と供給の水準が決定されるというモデルは爆発的な量の計算が無時間的に行えることを前提にしているからおかしいという批判だったので静かにを閉じて書棚に放り込んだ件について(挨拶)。というかそれでも第一章は通読した私を誰か誉めてほしい。 問題は大きく二つある。第一に、現実の我々が・有限時間内に価格水準決定のための計算ができるだろうかと聞かれて肯定する近代経済学者というのはおそらくいないのであって、それが(たとえば)「もし全知の神さまがいたらどうなるか」という想定に立ったモデル、その意味で現実からある程度乖離したものだというのは当然の前提だということ。著者が「これは今まで誰も指摘していないよねえ」と

    mohno
    mohno 2008/07/08
    「著者一人が、メタレベルの行為をベタの分析であるかのように誤認して…そこに存在するメタとベタのレベルの差を理解することができずに、自分だけは本当のことがわかっていると笑っているわけである。イタイ。」
  • 私たちは監視されている - おおやにき

    ようやく無事にクーラーが我が家に来たわけである。新居はLDKがひとつながりなので結構大型のを購入したわけだが、売り場で店員さんの説明を聞いていて仰天することしきり。まあここ7年くらいクーラーなんか買っていないのでその間の技術的な進化に無知だったからということなのだが、なんか最近はフィルタを自動的に掃除してくれるらしい。さらにC社のは掃除してたまったゴミをこちらが捨てなくてはならないのに対しA社とB社のものは室外機から自動的に排出しますとか力説されいいのかそれは。カタログで確認したらC社のものは確かにゴミ捨ての手間が必要なのだが平均すると2年に一度だそうでいいだろうそのくらい自分でやっても、というか別にフィルタ掃除くらい手間だとも思わないのだがどうなのかそのあたり。警察政策フォーラムの質疑応答でも述べたことなのだが、やはり我々は限りなく便利な社会を志向しているのだろうかとなんでクーラー買いに

    mohno
    mohno 2008/06/22
    そりゃ、さすがに「自分の管理下にある閉じた空間」を問題視する人はいなかろうと。
  • 雑感 - おおやにき

    それでその「スパークリングホップのオンザロック」というのはホッピーと何が違うんだ(挨拶)。というわけで、雑感。 NHKの番組をめぐって取材を受けた団体が番組内容が取材時の期待に反していたとして訴えていた件、最高裁がNHK側の逆転勝訴判決を下したとのこと(asahi.com)。まあ例の自称・女性国際戦犯法廷をめぐる騒動なのだが、取材を受けた側の期待はよっぽどのことがない限り保護されないという結論になったので、刀鍛冶の人の期待権を根拠に映画『靖国』を批判している人は別の論拠を考えるように。まあNHK事件で「不当判決」とかいつもの垂れ幕出してる人たちにじゃあ『靖国』の件はどう考えるのかとか聞いてみたいところはあるわけだが。訴訟としての筋は取材する側と取材される側の関係という別にイデオロギーや政治的立場とは無関係なところで、それが最高裁判決に対するメディアの微妙な評価にも反映しているかなという気

    mohno
    mohno 2008/06/15
    「喋った内容や撮られた映像がどう使われるか知れたものではない」<この判決が広く知れ渡ったら誰も取材を受けてくれない気がする(気にしない人は多いかもしれないが)
  • 動員解除 - おおやにき

    とはいえまだ警戒態勢が解けただけでトラブルに備えての待機は続くわけです。つうか俺の連休返せ。去年もあったぞこんなんが。 なおこの間、 『オルタ』2008年1月号に掲載された原稿がオンラインで読めるようになったそうです。 映画『靖国』やいわゆる「学校裏サイト」に関連して、表現の自由の問題について取材を受けた結果が『朝日新聞』4月23日夕刊(名古屋社)に掲載されています。記事自体は記者さんの書いたもので、私のコメントが引用されているという形ですが、ちょうどこの種の問題がまたぞろ出てきているところなのでタイミングがいいのか悪いのか。 ところでその映画『靖国』について。芸術ないし作品の出来については知らんけど取材撮影許可等の面でどうなのよ、という指摘がいろいろ出ているようでそれ以前の問題なのかなという感じ。撮影対象の許可、という点ではマイケル・ムーア監督『ボウリング・フォー・コロンバイン』におけ

    mohno
    mohno 2008/05/07
    「訴えられようが裁判で負けて損害賠償を取られようが最終的に黒字なら勝ち」<やっぱ“問題”として取り上げたところで勝負はあったと。コンテンツはメディアに取り上げられないのが(ビジネス的に)負けなので。
  • 不在届(1) - おおやにき

    ようやく3月が終わったと思ったら即日動員が下令されたわけですが何か(挨拶)。というわけで書類提出締切までのあいだ拘束されておりますのであまり反応できません。あしからずご承知おきください。なんか去年もこんなことがあって自分の研究助成の書類書けなかったんだよなあと思うわけですが。どうなのかいろいろと。 でまあその、ちょっとだけ補足。 まずMIAUのプレスリリースについてはああ止まらなかったかという感じ。あくまで個人的な意見だが、情報関係にはすでに既存の圧力団体(別に悪い意味ではない)というのがいろいろあって、資金もあればプロを動員して知的・理論的にも武装している。もちろん問題はそれらがおおむね権利者サイドの団体であるということで、だからこそ利用者サイドの団体を作るべきだという志向には賛同するのだが(なにせ私は犯罪者組合の可能性を真面目に主張した人なので正当な利益集団の構築を評価しないわけがない

    mohno
    mohno 2008/04/22
    「消すだろうそれは普通」<まあ、一応、管理が大変なくらいトラックバックスパムが付いているブログはあります。最後は前者。別に悪人ではないと思う。
  • Winny事件判決 - おおやにき

    う~んと、微妙。結果的には罰金150万円という有罪判決になったわけだが(参照、「ウィニー開発者に罰金150万円の有罪判決 京都地裁」asahi.com)、検察側の懲役1年の求刑に対して期間を短縮したり執行猶予をつけたりするのではなく刑罰の種類を変更した、ということで検察側の主張よりも実質的に違法性が低いという判断をしたのかな、という気もする。その反面、もちろん被告側の無罪主張も退けられている。以前に指摘した通り、法的には「いつか誰かがやるかもしれない」という程度の認識でも幇助犯の故意が成立するかどうかというのが注目点だと思っていたところ、幇助犯の範囲が拡大しすぎることに対する懸念は判決も指摘しているようであり、しかし件では幇助犯成立を認めている。ということは、特に幇助故意を認めるべき理由が件にはあると判断したということだろうか。こうなると事実認定も絡んで細かい話なので、判決原文を読まな

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    mohno 2008/04/12
    「というか私としてはやはりSoftEtherの開発者などと比べて、逃げ隠れしておいて技術革新がどうとか語るな、という気はするのである。」
  • 青少年ネット規制法案 - おおやにき

    というわけでいずこからか法案が送られてきたので検討してみたよ(挨拶)。この忙しいのに何でこんなことに orz と思わなくもないが、まあ心配している人多そうなので。とりあえずみんなが不安に思いそうなところは検討できたかと思うけど、必要があればこのエントリに加筆していきます。ので、特定時点での私の見解を確定させたい人はお手数ですが魚拓でも取ってください。削除の必要があれば見え消しでやります。 以下まず注意点。 私がもらった法案が物かどうか、私は知りません(偽物だという証拠もないが)。よそでやはり検討を加えている人と同じものを見ているのかどうかも、私にはわかりません。法案を見て気になっている人は、私が検討対象にしているものが自分の見ているものと同じかどうか確認しながら読むことを勧めます。 主として法技術上の論点に絞って検討します。また以下自民党案(とされているもの、以下略)を中心的に検討し、民

    mohno
    mohno 2008/04/11
    考えるべきは、ここから先。