春から山田孝雄「假名遣の歴史」のテキスト化を進めてゐたが、漸く年内中にPDF化まで漕ぎ着けた(出來れば製本まで進めたかつた)。爲事の遲い私にしては上出來だつた。材料自體は何年も前に揃へてゐたが、昔の舊字舊假名の本をOCRで讀みとるのは結構厳しいものがあつた。 次は誰をやつてみようかな。
週末(091003)に大阪で開催される「大阪DTPの勉強部屋」の第3回勉強会のスピーカーを仰せつかっている*1。 内容は、「デジタルフォント以前の手動写植ではどんなふうに正字・外字・記号に対応していたか。」ということで、写研の手動写植機の文字盤を例に挙げて解説する予定。 その作成資料をココにも置いておく(参加者には配布される予定)。 → 03benkyou.pdf 【アイコンをクリック】 あらゆる説明は省いてあるが、メインプレート部分はスキャンし直したので、以前の記事に貼ってあるモノよりも精度は少しマシなハズ(記号文字盤を追加)。 ●090929 15:45頃追記 ちょっと眺めていたら、写研の字形・字体が原因でJIS X 0208の例示字形が誤った(?)形で固定された後、写研が81年の常用漢字に合わせた大改訂に際して、(JISの例示字形とは無関係に、もちろんJIS X 0213_04変更と
異体字セレクタ(Variation Selector)は、人から渡されたプレーン・テキストの原稿に含まれている可能性がある。 異体字セレクタは、見えない。 異体字セレクタの効果は、フォントに依存する。 親字と異体字セレクタの並び(IVS)は、テキストエディットやJedit Xでは1文字として扱われるが、InDesignでは2文字として扱われるため、親字と異体字セレクタの間に文字を挿入できてしまう。 InDesignでは異体字セレクタは「幅のない文字」として扱われるため、カーソルが異体字セレクタの前(IVSの中)にあるのか後(IVSの外)にあるのかは、見ただけではわからない。 InDesignでテキスト中に漢字を挿入したとき、潜在していた異体字セレクタと結びついてIVSを構成し、字体が変わる可能性がある。 異体字セレクタとOpenTypeタグによるグリフ指定が競合あるいは重複した場合、挙動を
InDesign CS4はUnicodeのIVS(異体字シーケンス)をサポートしている。IVSは、親字に続けてU+E0100などの特殊な文字(異体字セレクタ)を入力することで、たとえば下図のようにグリフを指定するメカニズムである。 同様のグリフ指定は、もちろんOpenTypeタグでも可能である(下図)。 では、1つの文字にIVSとOpenTypeタグで競合する指定を行ったらどうなるのだろう。U+990C「餌」を例として試してみた結果が、下図。横軸がIVS、縦軸がOpenTypeタグ。IVSの指定が顕在化しているものを青地、OpenTypeタグの指定が顕在化しているものを緑地で示した。白地は両者の指定が一致しているもの。 この例では、異体字セレクタがU+E0101またはU+E0102ならIVS優先、そうでなければOpenTypeタグ優先、というように見える。しかしInDesign CS4は、
Apple Storeに立ち寄って買ってきたMac OS X 10.6 Snow Leopardを、仕事用のマシンにちゃらちゃらと上書きインストール。で、mashabowさん(しろもじメモランダム)のエントリ「Snow LeopardはIVSに対応しているらしい」の件について確認してみた。 テキストエディット*1とIVS対応フォント(手元にあるものでは、小塚明朝Pr6N、小塚ゴシックPr6N、花園明朝OT xProN)の組み合わせでは、異体字セレクタによってグリフが変化するのを見ることができる。IVSはクリップボード経由でコピー、ペーストすることが可能。 Snow Leopardに付属するヒラギノのバージョンはLeopardのそれと変わっておらず、IVSをサポートしていない。ファイル名中にIVSを含めることは可能だが、Finderで漢字を表示するフォントがヒラギノである限り、異体字セレクタ
Acrobat 9のフォームフィールドは、IVS(Ideographic Variation Sequence)をサポートしている。 (Macの場合)controlキーを押しながらフォーム内をクリックし、メニューから「同じUnicodeの異体字」を選択すると、フローティング・ウインドウが表示される。入力した文字を選択し、フローティング・ウインドウをクリックすることで、グリフを選ぶことができる(下図)。……というやり方は、当て推量で試行錯誤して発見したのだが、どこかに説明があるのだろうか。 ちなみにIVSに対応したKozMinPr6N-Regularの6.004では、(一通りチェックしたが)字形の変更はなさそう。
この本が出たのはゴールデン・ウィークの頃ですから、もう3ヵ月を過ぎますか。本来であれば共著者の一人として、本書を紹介し、広く勧めるべきところでした。 活字印刷の文化史 作者: 張秀民,大内田貞郎,豊島正之,鈴木広光,小宮山博史,宮坂弥代生,佐賀一郎,劉賢国,孫明遠,内田明,小形克宏,府川充男出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2009/05/04メディア: 大型本 クリック: 42回この商品を含むブログ (13件) を見る 本書の全般的な紹介は、先日公開された、編者の小宮山博史さんの文章があります。 漢字・仮名活字の世界史的位置づけ―『活字印刷の文化史』 こうして読むと、あらためてこの本の凄味といったものが分かり、またそのような本に場違いな原稿を書いてしまったのではという自責の念にとらわれます。 本書収録の原稿は、昨年INTERNET Watchで連載した“情報化時代”に追いつけるか?
以下、2009年7月13日23時頃の、n[ケヶカヵ个箇か]月に関する日本語ページの検索結果。 nケヶカヵ个箇か 一55,2006,250,000243,000400,00017,80038,100515,000 二22,000951,000106,00092,70052517,100135,000 三44,000924,000107,00088,6003,86026,00088,800 四4,670191,00036,30014,2001,7305,17019,900 五9,780122,00024,6009,2805683,73013,400 六6,620644,00048,20012,4001,49031,10018,700 七1,51067,10013,6005,3103459207,820 八99884,30018,4005,6105022,00013,000 九1,73040,9
日本が誇る世界的映画監督の黒澤明氏が残した創作ノート, 映画台本,直筆資料や写真などのデジタルアーカイブです. 黒澤明デジタルアーカイブは,全作品のシナリオをはじめ,今まで公開されていなかった, 撮影現場での写真や記録,創作ノート,直筆メモなど, 多数の貴重な資料の永続的な保存・保管・管理を目的としてアーカイブ化されたものです. 本コンテンツは,教育・研究に資するために作成されたもので, すべてのコンテンツに著作権があります. 画像・メタデータの利用にあたっては著作権法にご留意ください. 黒澤明デジタルアーカイブ資料の利用に関する問い合わせは次までお願いいたします. 株式会社 黒澤プロダクション email: media @ kurosawapro.com 黒澤明に関する新資料の情報や, 黒澤明デジタルアーカイブの資料を雑誌・研究会などで使用する場合は, その情報をお知らせください. 〒5
以上,『表外漢字字体表』例字字形に関して考察した。これをまとめれば,例字文字は平成明朝体を採用した。『表外漢字字体表』建前としては,『常用漢字表』を引き継ぎ,デザイン差について,きわめて広範囲に定義しているように見える。しかしその一方,デザインレベルで標準の平成明朝体の字形を変更した。この字体表は「印刷標準字体」としての性格を持ち,したがって字形の細部まで関心が集まるにも関わらず,その理由については,同字体表上でまったく触れられていない。さらに,この変更された差異が「印刷標準字体」としての拘束条件になるかのような誤解を助長する可能性がある。すでに,この字形に引きずられた字形デザインを行った漢和辞典が出現している。といったところであろう。しかし,この変更によってデザイン統一がなされ,模範的な例字字形を提供したのであれば納得もできる。だが実態はそうでもないのである。 『表外漢字字体表』には「
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はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
Windows Server 2008が登場しても,認証基盤はActive Directoryだ。いくつかの変更や新機能があるものの,基本的な構造は変わらない。強いて言えば,Windows NT 4.0 BDCをサポートしなくなることが大きな違いだ。ところで,先日,ふと思い立ってActive Directoryの「母ババ問題」を試して,以前と同じ動作であることを確認した。 Active Directoryは,ユーザー名にひらがなやカタカナを使った場合,濁点や半濁点の有無を区別しない(促音や拗音も区別しない)。これが,通称「母ババ問題」である。「母」と「ばば(婆)」が同一視されるからだ。マスコミに母ババ問題を指摘されたマイクロソフトの成毛真社長(当時)は,「確かにハハ事業部とかババ事業部を区別できないが,それのどこが問題か,そんな事業部はないだろう」と反論したそうだ(正確な発言記録は発見でき
ED治療薬(勃起薬)は様々な違いがあります。持続時間、作用時間、効果の強さ、食事の影響などの比較をご紹介しています。 サイトマップ ED治療薬(勃起薬)の比較・違い ED治療薬(勃起薬)は、現在のところ4種類販売されています。それぞれの特徴の違いを比較します。EDに効果があるメカニズムはどれも同じですが、持続時間、即効性、食事やお酒の影響などで違いがあります。お薬は個人差もありますが、ご自分に合っているものを探すことも大切です。また、状況にわけて様々なED治療薬を使い分けている方もいらっしゃるようです。正しいお薬を選択する事で、より効果を得る事ができるでしょう。 ED治療薬の通販はコチラ 勃起力で選ぶならこのED治療薬! バイアグラ ED治療薬で最も有名なのはバイアグラではないでしょうか? バイアグラは勃起力が強くなる薬で、ED治療だけでなくナイトライフを楽しみたい方にもオススメなED治療
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