※DITAとは、技術文書作成のためのXML構造を規定した国際標準である。DITAを利用したドキュメント制作・管理が国際的に進展しており、注目されている。 DITAとは、技術文書作成のためのXML構造を規定したものである。元々はIBMの社内文書を記述するために考案され、後に標準化機関のOASISによって、国際標準となった。 テキスト&グラフィックス研究会 では、DITAを利用してドキュメント制作・管理をおこなう手法について、日本ユニテック の天野忍氏に聞いた。 ■DITAとは DITAでは、個々のコンテンツをトピックという小さな単位で作成し、マップと呼ばれる目次で1冊のマニュアルを構成する。 従来からマニュアル向けのスキーマとしてDocBook、XdocBookなどが存在するが、DITAならそれらを一本化することが出来る。 また、DITAのためのフリーツールも数多く提供されており、導入が容易