新聞やテレビで集中的に取り上げられて、大企業での偽装請負の横行や労働法規無視に関心が高まっている。ネット上では若年層の生活やキャリアを圧迫している実態や、外国人労働者の酷使などの体験報告も出ている。 「雇用形態 ~請負編~」(労働サポートセンター@ブログ)で、まず請負契約と労働の違いを確認しよう。請負で得られるのは「『賃金』ではなく『報酬』であり、労働基準法を初めとした労働法の保護対象外であり、厚生年金ではなく国民年金、健保ではなく国保、失業保険の対象でもなく、有休もない。何時間働こうが残業代もなく、税金の申告は自分で確定申告をします」「請負は、基本的に業務を請け負うのです。その業務をこなしさえすれば、働き方について取引先に管理されたり指示されたりはしません」「世に請負契約を結んでいる方はたくさんいます。しかし、自分が請負契約を結ばされているということを理解していない方もたくさんいます」
![労働を労働でなくす偽装請負の横行 [ブログ時評61] | ブログ時評](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/013983fb2265395220c382fa001f1ec7a7671c09/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F200411%2F23%2F91%2Fb0071191.jpg)