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ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (6)

  • 社会学雲散霧消への水先案内人 - shinichiroinaba's blog

    「ネタにマジレスカコワルイ」というお叱りはわかるが; http://d.hatena.ne.jp/contractio/20050204#p1 何というかコメント欄の冷笑的な物言いがきにくわんので一言。 勁草の企画の肩を持つわけではないが、ここしばらくの「数理社会学」は、(合理的選択理論の延長としての)ゲーム理論と、(グラフ理論を基礎とした)ネットワーク理論という二つの焦点を持った、以前よりずっと落ち着いて生産的な研究プログラムになりつつある。 「一見すると数理的手法になじまない意味世界の解明」にしても、ではいったいこれまで「意味世界の解明」を目指した作業の蓄積を顧みたときに、我々はいったいどの程度のことを達成してきたのか、虚心に振り返るならば、数理的アプローチを頭から馬鹿にできるほどの成果がすでに非数理的アプローチによって蓄積されてきた、とは言い難いのではないか。 むしろ管見の限りでは、

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  • インタラクティヴ読書ノート別館の別館:『コルナイ自伝』

    http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/50505045.html 『読む哲学事典』「保守主義と左翼」がよい論点を提起しているだけに、気になるエントリなのだが……ハイデガーの「来性」の批判的検討をしている辺りまではよいのだが……福井総裁の話を始めてからがいけません。 一般の人々は、日銀総裁の行動に疑惑を持ちながらも、テクニカルな問題にまで立ち入って判断するのが難しい。しかし、それが法規違反、ないしは日銀の内規違反とまで言えるかどうかにかかわらず、「敵」を鮮明に指定することによって、一般の人々を政治的に動員することが可能になるのである。政治的結集には、テクニカルな厳密さよりも、迅速さと明確さが必要なのは言うまでもない。 この辺まではいいです。それがプラグマティズムというものです。クルーグマンもそのような意味において、マイケル・ムーアの『華氏9

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    monolith
    monolith 2006/06/22
    「脇が甘いのではない、頭が悪いのだ」そう感じるとき多い
  • 2006-05-23

    字数が限定された新聞書評にいちいち噛み付くのも芸がないですが、 「こうした言説は現代思想の宿命的な「不毛さ」を、自らオタク文化に仮託して語っているにすぎない。」 『情報宇宙論』を書いたあなたにだけは言われたくありませんね。 http://cowles.econ.yale.edu/P/cm/cfmmain.htm アロー『社会的選択と個人的評価』、ドブリュー『価値の理論』、岩井『不均衡動学』、すべてただでダウンロードできます。もち英語ですが。 哲学・倫理学系でこういうのない?

    2006-05-23
  • インタラクティヴ読書ノート別館の別館 - 『マルクスの使いみち』反響

    http://reflation.bblog.jp/entry/280388/ http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20060315#1142394267 http://katos.blog40.fc2.com/blog-entry-44.html http://reflation.bblog.jp/entry/284744/ http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20060330#1143717486 http://d.hatena.ne.jp/merubook/20060330/p1 『医龍』もりあがってますね。(ドラマ化は無視しましょう。) 最近では『Pumpkin Scissors』がおすすめですよ。稚拙ですが(とはいえ絵も話もどんどんうまくなってる)燃えます。萌えもある。(この漫画の可憐なヒロインは巨漢の狂戦士「伍

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  • インタラクティヴ読書ノート別館の別館 - どうなのかbyおおや先生

    『現代思想』の「マルチチュード」特集というクソのような号で唯一読むべきものがいっちーの「暴力批判試論 R・ルクセンブルクとW・ベンヤミン」における議会主義擁護論だったわけだが(そしてそれをざっと見てあわててローザ著作集を読もうとしたら勤務先の図書館にないことに気づいてネット古書で衝動買いしたわけだが)。 「A・ネグリのような人も、「国民国家」を消滅させるために、従来の社会保障の解体を願っているが、ハンチントンが黄禍論を引っ張り出すのと同様、ネグリもまた過去を反復している。それは、革命的敗北主義というやつだ。 第一次大戦当時、レーニンは反戦・平和を唱えたりはせず、戦争によってロシア帝国をぶっ壊させ、そこから革命のチャンスを引き出そうとした。ネグリの考えも、おそらくこれと同じだ。つまり、社会的な国家(福祉国家)を国民国家と混同した上で、新自由主義にこれを解体させ、何か別のものが生まれると期待し

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    monolith
    monolith 2005/12/16
  • 2005-11-11

    今回はおすすめできません。つーかダメだろこれ。特に書き下ろし部分。 小田中先生のおっしゃることが基的に正しいと思います! http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20051111#1131631802 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062718/interactivedn-22 http://www.bk1.co.jp/product/2610043?partnerid=p-inaba3302385 まあ「しろはた」を読んでいれば分かることだが、普通の読者向けの文章も書けるのですね。安心。 「萌えは正しい(少なくとも邪悪ではない)」というご主旨はごもっともですが、「ちょっとこれは……」というところも多々あり。 「脳内恋愛」は当に無害かというと、必ずしもそうとはいえないのではないかと。だって花沢健吾

    2005-11-11
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    monolith 2005/11/19
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