2013年05月23日20:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 異星人+超光速=宇宙戦争 - 書評 - 老人と宇宙 老人と宇宙そら 内田昌之 [原著:Old Man's War(Kindle)] 体調が悪いと何が良いかって。SFを読みたくなる事、かな。 しかし邦題ひねりすぎだ。「宇宙の戦士」しろこれにしろ。田中啓文的なダジャレSFかと思いきや、古き佳きというか、Beetleに対するNew Beetle的な宇宙冒険活劇だったではないか! ラノベじゃちょっとなまぬるい。でもSFってなんだかこわいって読者にどんぴしゃり。 本作「老人と宇宙そら」の原題は、The Old Man and the Seaではなくて、"Old Man's War"。あえて直訳すると、「爺さんの戦争」。うーん。やっぱこれじゃ潜在読者は振り向いてくれなさそうだなあ。やっぱこのジジイギャグな邦題でよかったのだろうか。たしか
こんな記事が話題になっていた: 読んでないとヤバイ(?)ってレベルの名作SF小説10選 http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130511/1368241656 「読んでないとヤバイ(?)」とかいかにも釣りっぽいタイトルをつけたあげくに、載っけている内容は有名な作家の有名な作品オンリーという、このクソつまらなさ。これだからNAVERまとめはどうしようもないって俺は言ったんだよ!…………あ、これNAVERまとめじゃないの。一人の人間が書いたの。本当に? 人工無脳か何かに書かせたとかそういうオチだったりしないの? いや、だってさ、だってですよ、チミ。別に名作を上から順番に選んだらこういうラインナップになるのはある意味仕方ないかもしれないよ。けどさ、だったらそれなりに紹介の仕方ってもんもあるだろうよ。もう明らかに適当に鼻くそほじくりながら書いたようなのばっかじゃん。
著者:Gretchen Rubin ハードカバー: 320ページ 出版社: Crown ISBN-10: 0385348614 発売日: 2015/3/17 適正年齢:PG15(成人を対象にした本だが、高校生が読んでもためになる部分がある) 難易度:中級(シンプルな文章。受験英語で十分読めるはず) ジャンル:自己啓発書/心理 キーワード:習慣、性格、自分の傾向、幸せ、健康 いきなり自分の話で申し訳ないのですが、拙著『どうせなら、楽しく生きよう 』で自己啓発書について書いています。 「やれば絶対にできる!」といった本の教えにしたがって真面目に努力しているのに、うまく行かず、「もうこれ以上努力なんかできない」「私はやはりダメな人間なのだ」と崩れ落ちてしまう人がけっこういます。そして、そんな心理状態の人を励ますつもりなのか、「努力なんかしなくてもいい」と諭すたぐいの自己啓発書もあります。私は、ど
お見舞いに来てくれる友人たちの表情が、暗く切ないものに変化していった。なんとなく、わたしと話していると、相手も辛そうだった。わたしは、周囲のひとの心が次第にわたしから遠ざかっていくのを、感じた。 (本)大野更紗「困ってるひと」—生きる元気をもらえる難病闘病記 今更ながら読んだのですが、これは非常に痺れますね…。「難病」を患う女性のユーモアに富んだ手記。人生観がズガンと変えられてしまう一冊です。ツイッターもやられているので購読おすすめです。ビッグイシュー・オンラインにインタビューが上がっているのでこちらもぜひ。 作家・大野更紗さん「人間は生まれてから死ぬまで、ずっと強者、あるいはずっと弱者ではない」 [被災地から] | BIG ISSUE ONLINE 人生仮免中。 夫の借金と自殺、自身の病気と自殺未遂、AV女優、統合失調症、歩道橋からの自殺未遂などなど、強烈すぎる経験を経た作家、卯月妙子さ
対決したのは、杉江松恋と米光一成。 「この人が薦めるものは信用できる」と、ファンを強く惹きつけるブックレビュワーが、書評をライブでやっている! 今回の対決には、「伝説の第0回」があった。8月に同じ本屋B&Bで杉江がトークをした 「この夏読むべきミステリーBEST20」である。米光は聞き手に投入され、無邪気な発言で笑いを呼んでいた。 最後に米光は「ぼくもおすすめの本持ってきたー」と、五十嵐大介『海獣の子供』、『英語で読む銀河鉄道の夜』、写真集『funktion』を出し、「今度は対決にしましょうよ」と言った。 雨の日に軒先を借りた猫がそのまま家にあがりこむようにするりと、米光は杉江イベントの場に入り込んだのだった。 それでは、第1回対決、テーマ徹夜本で、二人が選んだものを発表! ばーん! 米光一成のセレクト。 ジョージ・R・R・マーティン『七王国の王座〔改訂新版〕』(炎と氷の歌シリーズ) マル
2011年09月05日09:00 カテゴリ書評/画評/品評Logos 書評に代えて - 日本人の9割に英語はいらない 出版社より献本御礼。 日本人の9割に英語はいらない 成毛眞 よくぞ言ってくださった9割。 残りの1割を、これから書く。 本書「日本人の9割に英語はいらない」の内容を一言でまとめると、「英語勉強している暇があったら、本を読め」、ということになる。このこと自体に異論はないし、私も同様の主張を何度も本blogで繰り返して来た。しかし、それをマイクロソフト株式会社元社長(1)が、成毛眞(2)として言ったことに意義がある。 (1)に意義があるのは、その方が遥かに多い人が耳を傾けるから。人というのは何を言ったかではなく、誰が言ったかを気にする生き物である。「英語勉強しろ!」と五月蝿い親や上司を黙らせるには、あなたが直接言うより「マイクロソフト株式会社元社長もそう言っていた」の方が遥かに
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