かつて、業務システムには数多くの「帳票プログラム」が含まれていて、見積精度を損なう要因となっていた。開発に入ってから、さまざまな帳票プログラムをあらたに開発する必要が生じて話がこじれがちだった。年に数度しか使わない帳票とか、誰も必要性を理解できない帳票とかを求められたものだ。もちろん喜んで作った(追加工数をもらえる限りは)。 時は流れ、業務システムに含まれる帳票プログラムはすっかり減ってしまった。EXCELに明細データを流し込むような仕組みさえ作れば、ユーザ自身がディスプレイ上で自由にソートや集計して眺められるようになったからだ。また、BIのような集計・分析用ソフトウエアも普及した。かつてのように「さまざまな切り口での集計状況を眺めるための帳票」を個々にプログラミングする必要はなくなった。 今でも残っている帳票プログラムは、出荷指示書や実棚調査表、それに請求書といった特殊用途向けのものだ。

