どうも最近、松下幸之助の存在感が薄くなってきている気がする。 言わずと知れた日本を代表する経営者だが、氏の経営哲学や人生観は、没後30年の時を経ても全く色あせることはない。 そのエピソードや生き方は、知れば知るほど鳥肌が立つ思いがして、どんな困難にも立ち向かう勇気を分けて貰える思いだ。 難しい経営学の本やロジックもいいが、ただ幸之助が様々なターニングポイントでどんな思いで決断に臨み、覚悟を決めたのか。その実例を学ぶ方がシンプルで心に響くことも多い。 「人と比べて劣っていることを恥じる必要はない。ただ、1年前の自分と比べ今の自分が劣っていると思うならそれは恥ずべきだ」 「十の恩を受けたら十一にして返せ」 うろ覚えだが、確か著書にはこんな下りがあっただろうか。 小難しい英語で書かれたベストセラーの日本語訳よりもストンと腹に落ち、こうありたいと素直に思える。 そんなわけで今日は少し、松下イズム的