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アイデンティティに関するmorutanのブックマーク (18)

  • 2004-11-06

    「041030」 のエントリーより*1 記事に直接 TrackBack が送れず、かつ過去ログが読めなくなってゆくようだし*2、全体に重要な指摘があふれているので、失礼かもしれませんが太字・赤字強調を勝手にほどこしつつ、ほぼ全文を引用させていただきます*3。 【2008年3月19日追記】: 以下のエントリーで私は、静態的な「カテゴリー化」を肯定的に語っていますが、その後のいきさつから、これが左翼による差別や暴力の温床になっていることに気づきました。 ある属性を持った人たちをカテゴリー化して擁護する身振りは、「自分は正義なんだ」というアリバイのナルシシズムをもたらし、自分たちだけは差別発言が許される、という勘違いを生むようです*4。 ▼差別に抵抗するために当に必要なのは、誰かをカテゴリー化して自らの正当性を担保することではなく、過去や現在の自らの事情を分析することであるはずです。 「反差別

    2004-11-06
    morutan
    morutan 2011/04/03
    へぇ、見事だ 『「今のままの姿でいる権利」と「そこから脱却する権利」を同時に要求すること』 アイデンティティの固定→強化、と「そのままでは野垂れ死に」「放っておいてください」問題。
  • 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    磯野真穂『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』筑摩書房(ちくま新書)2017年 ISBN978-4-480-06966-5 若手の人類学者の一般向けのを読むシリーズの第二弾は、磯野真穂さんの2017年刊のです。磯野さんはこの後も、がんで亡くなった哲学者の宮野真生子さんとの往復書簡『急に具合が悪くなる』(2019年、晶文社)、『ダイエット幻想』(2019年、ちくまプリマー新書)と、話題となった一般向けのを出しています。そして、5月28日の読書ノートで紹介したように、コロナ禍についても新聞その他で多く発言しています。 書は「医療人類学」という学問が何をするのかということが分かりやすく書かれています。生物学的医療とも呼ばれる近代医療についての社会科学的研究、たとえば医療社会学では、しばしば患者を「ひと」として見ない(数字などのデータしか見ない)医療のありかたが批判され

    小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
    morutan
    morutan 2011/03/09
    非モテの問題というのは「弱者の本質主義」と「本質主義に自らが規定されることをネタとして回避する」という戦略がみえておもろかったんだけど。オタクにも共通するだろうし
  • 「自分探し」 - 雑種路線でいこう

    いまさらLifeの「自分探し」の回を聴いた。すげー面白い、特に外伝2が非常に充実した内容。労働流動性に対するアンヴィヴァレントな想いとか、新卒一括採用に対する違和感とか、だいたい共有できる。労働経済学者が軒並み新卒一括採用を支持していることについては、彼らって実務者へのヒアリングをベースに仕事しているから現状追認になっちゃうんじゃねーの、というのと、彼ら自身がレールに乗っかってきたからじゃねーの、という気もして、話半分に受け止めている。はやくid:yukihondaがブログ再開してくれるといいんだが。今日、ロフトプラスワンでイベントがあったんだねー。行きたかった。 僕にとって自分探しって何だろうって振り返ってみると、大学時代のロフトプラスワン通いだったり、新宿ゴールデン街通いなのかな。中学くらいから振り返ると、なんか恋愛がすごく自分探しっぽくて痛いんだが、若いってきっとそういうことなんだろ

    「自分探し」 - 雑種路線でいこう
    morutan
    morutan 2008/03/24
    後段の「やりがいの搾取のびみょーだよね。キャリアラダーのある自分探しホイホイならいいじゃん」ってのはいろいろ思った。オラも感想まとめよう(blogのほうがいいか
  • 2008-03-11 - 空中キャンプ

    TBSラジオ「Life」速水健朗さんゲストの回を聴きました。先に出た新書の内容を中心にいろいろな議論がありましたが、どれも読者の疑問とリンクしていて興味ぶかく聴けました。いつものクセでメモを取りながら聴いていたのですが、後でメモを読みながら放送をふりかえってみたらおもしろかったのでここに書きます。かんたんなまとめです。 自分探しは世代、個人によって受け取り方がちがう 肯定的=中田英寿 否定的=イラク人質事件 二面性 定義もあいまい 連想するイメージも多様 自分探しのルーツはバックパッカー 見聞を広めたい 好奇心を満たしたいという層 どこかのタイミングでベタな自分探しにシフトした ここが最初の論点でした。世代によって受け取り方がちがうというのはわたしもそうおもっていた。たぶん、今の25歳あたりがひとつの区切りになっていて、そこから下の世代はあまり自分探しといったことは考えないのかな、とか(印

    morutan
    morutan 2008/03/12
    やっぱ自分探し本のラインに沿いつつ事例をもそっと増やして詳しく話した、って感じか。外伝に続く
  • 前向きに生きる姿勢について - 【B面】犬にかぶらせろ!

    自著『自分探しが止まらない (SB新書)』に関して、こんな指摘を受けたので、解答。 また、書全体を通して感じるのは、著者の"カッコつけ"的な姿勢だ。 まるで甲子園(国立)を目指して練習に励む野球(サッカー)部員を嘲う帰宅部ヤンキーのような、当は自分も何かに熱中したいのに、その対象を見つけられず、頑張っている人を茶化す事でしか自分の存在意義を示せないような…。 あとがきにもそのような記述がある。 僕の場合は運が良かったから職にありつけているだけだ。 頑張ったからではないのか? 汗水たらして努力したからこそ、今の著者があるのではないのか? しかし、そのように書かざる得ない気持ちも分かる気がする。 "頑張って努力すれば、夢はきっとかなう"的な事を書いてしまうと、書の中で散々嘲った"自己啓発"になってしまう。 そういう意味で、書の落とし所は大変難しい。 "海外行ったて、何も変わらない!現

    前向きに生きる姿勢について - 【B面】犬にかぶらせろ!
    morutan
    morutan 2008/03/04
    自分探しと夢を追うことってどう違うの?ってのは確かにあって気になったけどそれは自分で考えるからいいや、とか思った。「努力」とか「努力しても報われるか」とかうんぬん。事例がたくさん上がってたのがよかった
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    morutan
    morutan 2008/03/03
    「あらかじめ相手に傷つけないように振舞う。しかし、何をすれば相手が傷つくのかを予測するのは不可能である」 | でもそれが要求される、と。あと人格崇拝がでてきた経緯みたいなのの考察(cf.個性重視
  • 「自分探しがとまらない」感想 - reponの忘備録

    いわゆる「積ん読」*1になってしまうが多いので、僕はほとんどを買いません。 読みたいと思ったでも図書館にはいるのを待って、借りてきて読みます。読んだ上で、このは手元に置いておきたいと思っただけを買います。 ちなみに僕の手元にあるは、著者名で行くと内田樹さん、スラヴォイ・ジジェク、東浩紀さん、コミックスだと「ARIA」「よつばと」くらいです*2。 何が言いたいのかというと、新書は面白そうでも買わないのが自分の主義でした。 しかし、なにやら面白そうなので買ってみたこの*3。 自分探しが止まらない (SB新書) 作者:速水 健朗SBクリエイティブAmazon 結論。買って正解。これは僕にとって、上記の「手元に置いておきたい」の一覧に新たに書き込まれたです。 「新書はタイトルが9割」メソッドに従って乱発される、「タイトルでおなかいっぱい」のとは一線を画しています。 これは良書。

    morutan
    morutan 2008/03/02
    『主観を極力排し』ら辺だろうね。オラも読んだのであとでエントル。個人的には「就職活動と自己啓発が自分探しに繋がってる」ら辺がおもろかった
  • 自分探しが止まらない お説ごもっともでございます - sunday people

    「自分探しが止まらない/速水 健朗(ソフトバンクパブリッシング)」を読んだ。 端的に著者の首尾一貫した主張を言うと、こうだ。 ・自分探しに勤しむのは、団塊ジュニア(ロストジェネレーション) ・自分探しは、誰かのい物にされてるよ ・海外をバックパック旅行して自分探し?どんなオナニーだよ、笑わせんなバカ。 お説ごもっともです、と思いました。 この、大変面白いです。 というのは、史上稀に見る恵まれない時代を生きている我々ロストジェネレーション世代には、ドンピシャの意見が書かれているだと思う。 逆に、僕らより上の世代、いわゆるバブル世代にとってみれば書は腑に落ちない点がいくつもあるだろう。 また、我々より下の世代、2005年以降に大学を卒業した世代にとっても、なにやらよくわからん先輩達の考え方、に映るだろう。 僕らロストジェネレーション世代は、思春期でふと自我が芽生えた時は既にバブルが崩壊

    自分探しが止まらない お説ごもっともでございます - sunday people
    morutan
    morutan 2008/02/26
    ロストジェネレーション→自分探し、か。ひとつ下の世代はそれをビジネス化しょうとするんだよなぁ。。http://d.hatena.ne.jp/chanm/20080223/1203782334 これも食い物にされる面があるっちゃあるのだろうけど
  • 「仕事を通じて、ダイレクトに社会貢献したい」は甘いか? - 旧 はてブついでに覚書。

    いつの時代でも世代間の価値観ギャップはあるわけだけれど、 経済が右肩上がりとか、今頑張れば将来がもっとよくなるとか、そういう価値観の人たちと、 バブル崩壊後に社会人になった現代の若者達の価値観がずいぶん違うことは、自分がその渦中にいることもあって、よく感じる。 82〜83年生まれにとっては、小学校低学年頃がバブル経済のピークだった。その後、日経済は、ここ数年の「実感なき経済成長」を除けば、「ずっと景気が悪い」のだ。彼らからすれば、ものごころついて以来、「景気というのは悪いのが普通」「明日は、今日より悪いことの方が多い。今日と同じなら、もうけもの」という感覚の方が普通だろう。 私はこの年代より5歳上だけど、小学生も中学生も日では経済リテラシ的に変わらないから、大体同じような感覚を持っている。 これまでの経験では、「仕事を通じて、ダイレクトに社会貢献したい」という20代が多く、それを仕事

    「仕事を通じて、ダイレクトに社会貢献したい」は甘いか? - 旧 はてブついでに覚書。
    morutan
    morutan 2008/02/25
    自己実現と自分探しは紙一重っていうかナカタなんか見てるとモロにそゆ感じがする。みっちゃんがいうようにその辺の意識は冷笑するものではなくうまいこと組み込んでいく(あるいはフォロー)べきなんだろうけど
  • 2007-12-07 - reponの日記 自己肯定感と成熟

    「自分を肯定できないのは愛されなかったからだ」という考え方があります。 「人は自分の人格を全て受け入れられてはじめて自己肯定感を持て、安心して生きていける。不安感が先に立つ人は、幼い頃愛されなかったからで、自分を全面的に受け入れてもらう必要がある」というような内容です。 当でしょうか? 結論を先に言うと、成熟はむしろ自己肯定感の破壊によっておこなわれるのではないか。 (そして僕はその結論に違和感を覚えています) 精神分析では成熟の過程を、エディプス・コンプレックスという図式で説明します。 エディプス・コンプレックスはその名の通り、神話のエディプスから由来しているのですが、その名を用いず、簡単に述べると次の通りです。 人は、生まれてきたときは未成熟な状態で生まれてきます。それ故、庇護を必要とします。完全に受け身であるが故に、全てを周囲に委ねて引き受けてもらう存在です。子どもは周囲と自分を明

    2007-12-07 - reponの日記 自己肯定感と成熟
    morutan
    morutan 2008/02/23
    長くなったのでついったにメモった http://tinyurl.com/yws7el | 後段は「大人」の定義に関わるだろうけど「愛」ということについて言外に知っているなら他人への友愛を元としたコミュをする。それは強制的規範とも違う
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    morutan
    morutan 2008/02/23
    「ほんとはこわい「やさしさ社会」」との関係が。共同体-人格がセットでアイデンティティができてたのに人格が分離独立され称揚されるようになった、と。根っこ失ってドライブかかるのって証券と似てる
  • 「アイデンティティ」という魔窟 - 絶倫ファクトリー

    行為と意識を結びつける難しさ ゼミ論や卒論用にを読んだり文を書いていてよく思うのは、「アイデンティティ」というのはかなりパンドラの箱に近い言葉だ。これほど現代の社会を表すのに多用され、かつその意味が統一的でない用語もない。もちろんそれなりに学者による定義はあるが、人によってかなり異なる。 先月22日に東工大で行われたシンポジウムに関し、東浩紀は事前のブログでのエントリでも当日の発言でも、「アイデンティティとかの話はしないでいいよ」という趣旨を述べていたが、そう言わせるほど「アイデンティティ」という言葉の持つ磁力はコントロールしがたいものがある。 アイデンティティとは何かをここで議論しているとおそらく一冊が書けるし既に無数の書籍がそのために出版されているので、その話はしない。ただ自分が所属している都市社会学のゼミでは、よく個人があるコミュニティに所属する際の意識として、アイデンティティと

    「アイデンティティ」という魔窟 - 絶倫ファクトリー
    morutan
    morutan 2008/02/23
    「富の再配分」って端的に言うとお仕事にも繋がるわけで「お仕事=自分の存在意義」ってなってる人もチラホラいるんだけどステータスかっていうと居場所みたいなもんかなぁ、とか。nation, stateとアイデンティティも
  • 深町秋生の序二段日記

    速水健朗さんの「自分探しが止まらない」を読んだ。 読み終えたあとに感じたのは恐怖だった。この感覚は斎藤貴男の傑作ルポ「カルト資主義」でも感じたが、現代日に覆う得体の知れないものの正体に肉迫しているように思える。凡庸な表現になるが、これこそが警鐘を鳴らしてくれる「社会の木鐸」というやつなのだろう。 ただ違和感を覚えたのは帯だ。バックパック背負った若者とゴス娘のヘタウマイラストがあって、「こんな若者にはもううんざり」と挑発的な文句が並んでいる。これはベストセラー新書の「他人を見下す若者たち」とかにならったものなのかは知らないが(こっちの著者名も速水だ)、の内容と乖離した帯は、宣伝になるどころか上滑りするだけではないかと思う。あれは「こんな若者につけこむ輩にはもううんざり」とすべきだったのだ。でもこれじゃあまり宣伝にはならないのか。 http://d.hatena.ne.jp/S2D2/2

    morutan
    morutan 2008/02/23
    だいたい予想通りっぽいな。読むけど
  • 自分探し(笑)ってスイーツ(笑)と似てるね: muse-A-muse 2nd

    この辺とくにいうこともないというか、主張的には「“自分探し”ってマーケ的に涵養されたんじゃね?(だからほんとの自分なんてないよ)」とか「自分探しは飽の時代のガキの幻想。おぢさんたちなんてすぐに働かなきゃいけなかったからそんなの探してる暇なんてなかったぞい」って感じの俗流若者論的なひげもじゃ言説でFAって感じなんだけどreponとこの日記で刺激うけてちょっとついったらそれなりに反応(?)あったので朝のメモ的に。 自分探しって言うな! - reponの日記 「自分探し」→「フリーター」→「パラサイト」→「ひきこもり」→「ニート」と繰り広げられた、マスコミの扇動商品なのです うん、まぁ、たぶんそうなんだけどさ。そんでreponとしては「そんなのリクルートが“フリーター”って言葉作って扇動した(わりには責任とらない)のと一緒だよ!pgr」的なかんじなんだろうけどさ。てか、reponとしてもひげも

    morutan
    morutan 2008/02/22
    id:repon ハチクロでは三角関係の中で誠実だが才能はない青年が就職失敗→アイデンティティ危機北海道にチャリンコ爆走な場面があるのね。最近ではへぼみがそれでh あと速水さんがなんかいうとったhttp://tinyurl.com/yunfsq
  • 速水健朗「自分探しが止まらない」とあわせて読みたい3冊 :Heartlogic

    速水健朗「自分探しが止まらない」とあわせて読みたい3冊 「『自分探し』問題」という新ジャンルを切り開いた名著、と評価されるようになってほしい。名著。 自分探しが止まらない (ソフトバンク新書 64) 速水 健朗 ソフトバンククリエイティブ 2008-02-16 売り上げランキング : 711 Amazonで詳しく見る by G-Tools 「自分探し」や格差社会、個性重視教育の裏側、等々の問題を次々と提示し、一定の方向性にストーリーを導いていく情報量の濃さと構成にはとにかく驚かされた。が、最後の出口のあたりがイマイチはっきりと見えてこなかったような、モヤモヤとした読後感がある。 だけど、この読後感についてはまだ整理できていない。感想も含めてまた後日まとめたいと思っていますが、そのモヤモヤを解消するヒントとしても考えられるかもしれない3冊と合わせてちょっと考察してみたいと思います。 河合隼雄

    morutan
    morutan 2008/02/22
    『「自分探し」や格差社会、個性重視教育の裏側、等々の問題を次々と提示し、』 | やっぱマーケとしての新語の影響力みたいなのの史料的本って感じなのかな
  • 「自分探しが止まらない」/速水健朗

    速水健朗新刊(ソフトバンク新書)。おもしろかったです! 前作「タイアップの歌謡史」はやや趣味性のつよい題材でしたが、今回はより一般的、また誰もが興味を示すであろう旬な話題を取り上げ、タイトルや帯の扇情的な雰囲気もやる気じゅうぶん。全体が、売れる感に満ちあふれている。来たな、とおもった。中田英寿の引退メッセージを引用したイントロダクションから、「自分探し」というキーワードが様々に展開していく構成にもぐっときました。 とはいえ、わたしはこのを気軽に読める気がしなかった。「いるよねー、探しちゃってる人」と、のんびり嘲笑できる立場にはないような感じがしたのである。たとえばポジティブ・シンキングについて。速水はポジティブ・シンキングと自己啓発の関係性を指摘しているが、このあたりはちょっとどきっとしました。なぜならわたしは、ふだんから「良いことしか言わない」「ポジティブなこと以外はいっさい口にしな

    morutan
    morutan 2008/02/22
    「本当の自分」マーケ(戦略的本質主義)関連だとこの辺(cf.ニューエイジ - スピリチュアル) http://tinyurl.com/yvplmn http://tinyurl.com/2emsh8 http://tinyurl.com/2z7jyc http://tinyurl.com/yqxwwx http://tinyurl.com/23l4hc
  • 『承認欲求って、そんなに悪者なのかなぁ?? - シロクマの屑籠』へのコメント

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    『承認欲求って、そんなに悪者なのかなぁ?? - シロクマの屑籠』へのコメント
    morutan
    morutan 2007/12/14
    はてなーはこういう自意識系の話題好きだなぁ。。
  • 戦略的本質主義を乗り越えるには(1) - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    きのうの夜は、センター試験の疲れ(受験したわけじゃないけど)と、他の仕事で、予告したコメントへのコメントを書けませんでした。改めて、養田さんと黄色い犬さんのお二人のコメントから、「物の自分」をどこかに求める志向と質主義的言説の関係を考えてみたいと思います。 養田さんが言及してくださった拙論「現代社会の『個人化』と親密性の変容」は、「小田亮の研究ホームページ」にアップしたものです*1。そこでは、若者たちの親密な関係の作り方が〈包括的コミットメント〉から、「参入・離脱の比較的容易な関係において、生活の文脈を限定的・選択的のみに共有するような親密性」を作る〈選択的コミットメント〉へと変化しているという浅野智彦さんの議論や、状況に応じたロールプレイをするような「キャラ的人間関係」へと変化しているという森真一さんなどの社会学者の議論を使って、現代の若者たちの親密な関係の作り方における「自己」につ

    戦略的本質主義を乗り越えるには(1) - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
    morutan
    morutan 2007/02/18
    「ほんとの自分」を求める傾向についての考察(ってか、人類学的知見の位置)
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